タイトル フォッシル
原題タイトル Fossil
会社・出版社 Goldsieber,Rio Grande
デザイナー Klaus Palesch
プレイ人数 2人−6人
対象年齢 10+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
! 99年Games誌ベストゲームオブザイヤー受賞

「フォッシル」は化石のパーツを集めるゲームです。

はじめに9x9の盤面に9分割された9種類の化石タイルをランダムに配置します。
サーチストーンという2つの石のどちらか1つを直線的に動かし、化石のパーツを取っていきます。

取りたいパーツまでサーチストーンを動かす間にある、タイルの枚数分だけ点数を減らし(取りたいタイルも含む)、そこにある化石パーツを取ります。サーチストーンは飛び越せませんし、同じマスにいることも出来ません。また化石パーツを取ることができない動きも出来ません。
タイルには1から3のスポットが付いています。盤面に残っているある種類の化石のパーツがすべて取られた時点でタイルの交換および決算が起きます。タイルの交換は最後のある化石のパーツを取ったプレイヤーが、自分の手持ちのパーツ1つを他の誰かと交換できます。この場合交換できるのはスポットが同じ数のものにかぎられます。

決算はスポットとその化石の枚数を掛けたものが得点になりますが、1枚も持っていないと1番多くその化石パーツを持っていたプレイヤーの枚数分減点になります。
最終的にサーチストーンが動かせなくなるか、全部の化石タイルが取られるかで終了です。サーチストーンが動かせなくなった場合は、その時点での決算を同様に行います、この時のタイルの交換はありません。

盤面に情報がすべてあらわされていますので、考えるゲームが好きな方に好まれると思います。またサーチストーンの位置関係がが結構重要で、またタイル交換による駆け引きも楽しめます。大変シュールなゲームといえるでしょう。
サーチストーンがラピスみたいに神秘的なのはポイントで、ボックスアートはゲームの背景が一発で分かります。