タイトル フルーツ
原題タイトル Fruechtchen
会社・出版社 Fanfor
デザイナー V.Herman
プレイ人数 3人−6人
対象年齢 8+
プレイ時間 75分
難易度(5段階、易1<難5) 2

「フルーツ」は、果物を売ってお金を集めるサイコロゲームです。

各プレイヤーは同じ色のサイコロ9個と、そのサイコロと同じ色の数字カードを持ちます。フルーツカードをよく切って、9枚を手札にします。

あらかじめスタートプレイヤーを決め、各ラウンドは以下の流れになります。

1、カードを選ぶ
各プレイヤーはフルーツカードを手札から1種類を何枚でも裏向きにプレイします。そのとき数字カードも一緒にプレイします。
全員がプレイしたら公開します。

2、サイコロを渡す
スタートプレイヤーから順に、数字カードと同じ数のサイコロを他のプレイヤーに渡します。各プレイヤーは他のプレイヤーのその色のサイコロを4個以上持つことは出来ません。

3、収穫と得点
スタートプレイヤーから順に、各プレイヤーは収穫を試みます。
自分の出したフルーツカードに書かれた数字の出目を、フルーツカードの枚数だけの個数分だけ出さなくてはいけません。
その時点で手元にあるサイコロを全部振り、出したフルーツカードの枚数だけ振り直しが出来ます。
出た目と合致するサイコロは他プレイヤーのサイコロから解決しますが、求められる個数よりも多くの個数が出た場合、出目が出たサイコロを1つにつき、他プレイヤーのサイコロを打ち消すことが出来ます。
指定されたフルーツの出目が、フルーツカードの枚数だけの個数を出したら、その収穫は成功します。
収穫が成功したら、最初に他プレイヤーのものから得点していきます。得点は収穫に必要な枚数によって異なります。
基本的に点数の高いものから、他プレイヤーから先に点数が与えられますが、打消しの効果でより多くの得点を自分に与えることが可能です。

4、サイコロの返却
他プレイヤーから渡されたサイコロを、すべて返します。
返されたサイコロは、いったんカードの上に置いておき、すべてのプレイヤーの収穫と得点が終わるまで使うことが出来ません。

5、カードを引く
すべてのプレイヤーが手番を終わったら、手札が手元にあるサイコロと同じ枚数になるように、フルーツカードを引きます。
数字カードは3枚使ったら手札に戻すことが出来ます。

これを繰り返し、誰かが75点になるまでゲームを続けますが、75点は長いと思います。
40点から50点くらいだと思います。

ダイスゲームでありながら、他力本願ゲームです。
打ち消しはオプションですが、サイコロを振るというモラルが保たれるので必要と思います。