タイトル 電力会社(新版)
原題タイトル Funkenschlag
会社・出版社 2F
デザイナー F.Friese
プレイ人数 2人−6人
対象年齢 14+
プレイ時間 120分
難易度(5段階、易1<難5) 4

「電力会社(新版)」は、発電所を建設して、燃料を供給して発電し、その電力で収益を得るゲームです。

各プレイヤーはボード上のエリアを選び、プレイエリアとして設定します。
プレイヤーは自分の色の拠点と、50のお金を持ちます。
点数記録欄と順番に、プレイヤーの家を準備します。
燃料マーケットに、石炭/原油/RDF/核をそれぞれ準備します。
発電所マーケットに3から10まで準備し、4枚ずつ2列にしてマーケットに並べます。上の段は現在のマーケット、下の段は将来のマーケットです。その他の発電所カードはルールに従って山札を構成します。

ゲームは以下の流れに従います。
プレイ順に行うものと、プレイの逆順に行うものがあります。

1、プレイ順の決定
プレイヤーの電力供給ネットワークの規模に従い、プレイの順番が決定されます。
規模が同じ場合は、価値の高い発電所を持つプレイヤーが先になります。

2、発電所の競り
プレイ順に従い、発電所を現在のマーケットから1枚、競りにかけることが出来ます。競り落としたプレイヤーはそれを購入します。
既にこのラウンドで発電所カードを競り落としたプレイヤーは、それ以上発電所カードを購入することは出来ません。
発電所が購入されたら、新しいカードを補充してマーケットに並べ、価値の順番に並べます。

3、燃料の購入
プレイ順とは逆順に、燃料マーケットの価格に従って、石炭/原油/RDF/核をそれぞれ購入できます。
燃料は売れると価値が上がります。
それぞれの発電所には、発電に必要な燃料の2倍の数だけ備蓄できます。
マーケットが枯れたらそれ以上は購入することは出来ません。

4、建設
プレイ順とは逆順に、ボード上に拠点を置くことが出来ます。
スタート地点には10のお金が必要です。
それ以上電力供給ネットワークを構成するために、拠点建設のお金に加え、その都市までの接続コストを必要とし、その都市に拠点を建てます。
またゲームの進行状況が進めば、他プレイヤーが拠点のある都市に拠点を建てることが可能になります。
すべての拠点は接続するように建てていきます。

5、収入
プレイ順に、プレイヤーは発電所を発電させて電力収入を獲得できます。
各発電所カードは、それぞれ必要な燃料を消費して、指定された接続した数の都市に電力を供給して、電力を供給した都市に応じて収入を得ます。
その後、燃料をゲームの進行状況に応じて燃料マーケットに補充します。

ゲームが進むにつれて、ゲームの状況が進展します。
ステップが進めば、価値の低い発電所カードが順番に除去されていきます。
また、他のプレイヤーが拠点のある都市に拠点を建てることが可能です。
さらにゲームが進めば、新たな発電所カードの補充がなくなり、将来の発電所マーケットからも購入することが出来ます。

最終的に誰かが17個以上の都市に電力を供給できたプレイヤーがゲームに勝利します。

以前の電力会社と比べると、ルールがすっきりしているかもしれません。
お金の回し方が重要なゲームなので、途中でしくじらないようにする必要があります。
他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介