タイトル 電力会社
原題タイトル Funkenschlag
会社・出版社 2F
デザイナー F.Friese
プレイ人数 2人−6人
対象年齢 14+
プレイ時間 90分
難易度(5段階、易1<難5) 4

「電力会社」は、設備投資を行って電線を引き、電力を供給することを目的とします。

プレイヤーはボードのエリアを1つ選び、各プレイヤーは担当の色のクレヨンとキューブと30エレクトロを受け取ります。
2つのキューブはプレイ順と接続都市数を表します。
資源マーケットにはルールに従い、石炭と廃棄物を置き、残りを近くにおきます。また発電所カードも8番まで2列に並べておき、残りのカードをよく切ってステップ3の発電所が下になるように山札にします。

ゲームは5つのフェイズに分かれています。またゲームも3つのステップに分かれています。
8つ目の都市にネットワークを作ったら第2ステップで、ステップ3の発電所をめくったら第3ステップで、安い発電所が2枚取り除かれることとなります。

1、順番の決定:
より多くの都市にネットワークをつないでいるプレイヤーから手番が決定されます。同数の場合は発電所の大きさで決まります。
なお最初のラウンドに限ってはランダムです。

2、発電所の購入
各プレイヤーは発電所を1つまで買うことが出来ます。最初の手番では1枚は必ず買わなくてはいけません。
発電所に書かれた最低価格以上の入札を行い、競り落としたら発電所の市場を並び替え、山札から1枚引いて補充します。
発電所は同時に3つまでしか持つことは出来ませんが、捨てることになった発電所が持つ資源を他に移すことは出来ます。

3、資源の購入
資源マーケットから資源を買うことが出来ます。このフェイズは一番最後のプレイヤーから行います。
資源マーケットにある数字が1個あたりの価格で、発電所は発電するために必要な資源の2倍までを持つことが出来ます。

4、建設
各プレイヤーは都市を結ぶネットワークを引いていきます。このフェイズは一番最後のプレイヤーから行います。ボード上の点と点を結ぶたびにコストを支払います。
都市に接続したら、スコアトラックにあるコマを進めます。
ステップが進むにしたがって、都市の接続の制限が変化していきます。

5、清算
発電所が所有する資源を用いて、ネットワーク上にある都市に対して発電を行い、支払い表に基づいた収入を得ます。発電にかかった資源は取り除かれます。
その後、資源マーケットに人数に応じた資源が補充されます。価格の高いスペースから順に行います。
また発電所マーケットにある最も高い発電所が、山札の下に行って山札をめくって発電所マーケットに補充されます。

順にフェイズを繰り返して、またステップも進んでいきます。
誰かが20都市以上接続したプレイヤーが出たラウンドの、フェイズ4が終わったらゲームが終了し、もっとも小名家を持っていたプレイヤーがゲームに勝ちます。

エンパイアビルダーやアイアンドラゴン系のゲームに似ていますが、発電所の入札や資源管理が大変で、ちょっと雰囲気が変わっているビジネスゲームです。