「電力会社」は、設備投資を行って電線を引き、電力を供給することを目的とします。 プレイヤーはボードのエリアを1つ選び、各プレイヤーは担当の色のクレヨンとキューブと30エレクトロを受け取ります。 2つのキューブはプレイ順と接続都市数を表します。 資源マーケットにはルールに従い、石炭と廃棄物を置き、残りを近くにおきます。また発電所カードも8番まで2列に並べておき、残りのカードをよく切ってステップ3の発電所が下になるように山札にします。 ゲームは5つのフェイズに分かれています。またゲームも3つのステップに分かれています。 8つ目の都市にネットワークを作ったら第2ステップで、ステップ3の発電所をめくったら第3ステップで、安い発電所が2枚取り除かれることとなります。 1、順番の決定: より多くの都市にネットワークをつないでいるプレイヤーから手番が決定されます。同数の場合は発電所の大きさで決まります。 なお最初のラウンドに限ってはランダムです。 2、発電所の購入 各プレイヤーは発電所を1つまで買うことが出来ます。最初の手番では1枚は必ず買わなくてはいけません。 発電所に書かれた最低価格以上の入札を行い、競り落としたら発電所の市場を並び替え、山札から1枚引いて補充します。 発電所は同時に3つまでしか持つことは出来ませんが、捨てることになった発電所が持つ資源を他に移すことは出来ます。 3、資源の購入 資源マーケットから資源を買うことが出来ます。このフェイズは一番最後のプレイヤーから行います。 資源マーケットにある数字が1個あたりの価格で、発電所は発電するために必要な資源の2倍までを持つことが出来ます。 4、建設 各プレイヤーは都市を結ぶネットワークを引いていきます。このフェイズは一番最後のプレイヤーから行います。ボード上の点と点を結ぶたびにコストを支払います。 都市に接続したら、スコアトラックにあるコマを進めます。 ステップが進むにしたがって、都市の接続の制限が変化していきます。 5、清算 発電所が所有する資源を用いて、ネットワーク上にある都市に対して発電を行い、支払い表に基づいた収入を得ます。発電にかかった資源は取り除かれます。 その後、資源マーケットに人数に応じた資源が補充されます。価格の高いスペースから順に行います。 また発電所マーケットにある最も高い発電所が、山札の下に行って山札をめくって発電所マーケットに補充されます。 順にフェイズを繰り返して、またステップも進んでいきます。 誰かが20都市以上接続したプレイヤーが出たラウンドの、フェイズ4が終わったらゲームが終了し、もっとも小名家を持っていたプレイヤーがゲームに勝ちます。 エンパイアビルダーやアイアンドラゴン系のゲームに似ていますが、発電所の入札や資源管理が大変で、ちょっと雰囲気が変わっているビジネスゲームです。 |