タイトル ガルゴン
原題タイトル Gargon
会社・出版社 Amigo
デザイナー R.Dorn
プレイ人数 3-5人
対象年齢 10+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 2
2002年6位

「ガルゴン」は、魔法使いが幻獣を戦わせ、勝ち残った幻獣が持つアミュレットを獲得していくゲームです。

最初に18枚のボーナスカードは脇にのけておきます。残ったガルゴンカードをよく切り、各プレイヤーに10枚ずつ配った後、残りは取り札として2列に並べます。
ガルゴンカードは6種類の幻獣が書かれています。さらに裏から見てどの幻獣か分かるようになっていて、数字とアミュレットの数が反比例して書かれています。また0のカードは最後にアミュレットの数を2倍にする効果があります。
一方ボーナスカードは各色の+10と無色の+5の2種類有ります。

各プレイヤーは毎ターン、スタートプレイヤーより順番に3枚までのカードを出すか、パスするかします。
3枚までのカードは裏向きに、3枚の同じ幻獣のカードを除いた枚数と比率の構成でプレイできます。スタートプレイヤー以後のプレイヤーはスタートプレイヤーと同じ枚数かつ同じ比率のカードをプレイすることで、このターンをフォローすることが出来ます。なお、色は任意で出せますが、最後のプレイヤーのみは場に既に出されている色でなくてはいけません。
パスする場合は、3枚までのカードを2つのいずれかの列からも引いて手札に加えます。このとき裏の色は参考になります。

プレイヤーはプレイされたカードを公開し、結果を判定します。
出したカードの幻獣が自分だけだった場合、このカードを獲得したことになり、自分の手前に裏向きに獲得しておきます。
他のプレイヤーも幻獣が出されている場合、順番に強いものから1枚ずつ判定していきます。まずは同じ幻獣で各プレイヤーの最もポイントの高いカード1枚を比べあい、最も高いもの以外は捨て札となります。最も高いものは勝ち残り、自分の手前に裏向きに獲得しておきます。捨て札となったプレイヤーは1枚手札をどちらかの列から補充できます。
その後更にその幻獣が残っていれば再びポイントの高いもの1枚を、という形で比べあって判定します。何回かの判定の後で、その幻獣のカードをプレイしたプレイヤーが自分だけになった場合は、勝ち残って自分の手前に裏向きに獲得しておきます。

これをスタートプレイヤーから順に幻獣を選んでいきます。
すべてのカードの判定が終わったら、スタートプレイヤーが時計回りに移動します。

テーブルの2つの列のいずれかが無くなった時点でゲームは終了します。
手札のカードは捨て札になり、それぞれの幻獣の枚数を調べ、最も多かったプレイヤーに+10のボーナスカードを、同点だった場合は+5のボーナスカードが与えられます。
その後アミュレットの数を調べますが、各幻獣で0のポイントカードを獲得していたら、その種類の幻獣の持つアミュレットの価値は2倍になります。
ボーナス点とアミュレットの価値を合計し、最も点数の高いプレイヤーがゲームに勝ちます。

見た目幻獣大決戦ですが、やってることは割と緻密なゲームです。
手札が見えるゲームなので、誰が何をどれだけ獲得しているかを把握することで、方針が変わってきます。勝てそうなら引ききりもありしょう。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介