タイトル 庭小人協会
原題タイトル Gartenzwerge e.v.
会社・出版社 Argentum
デザイナー R.Mathar
プレイ人数 2-6人
対象年齢 12+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
「庭小人協会」は、庭小人を育てて金帽子の小人を育て上げるか、規定の花びらを集め金帽子を買うかのいずれかです。

各プレイヤーは同じ種類の花のカードをすべて受け取り、庭園・小屋カード、茶帽子とオレンジ帽子の小人を1人ずつ自分の前に置きます。
それ以外のカードは脇に置き、交配カードは帽子の色ごとに分けてよく切っておきます。事件カードは種類ごとに分けて、これもよく切ります。
茶とオレンジのコンテストカードはテーブルの上に置きます。
各プレイヤーは1500分の花びらお札を受け取り、各プレイヤーの入札チップも準備します。

ゲームのラウンドは以下の流れで行います。

1、管財人
最も価値の高い小人を持っているプレイヤーが管財人となり、コンテストの対象となる帽子の色をコンテストカードから引きます。また事件カードを表向けてその指示に従います。

2、小人の仕事の割り振り
管財人から順番に、自分の小人に対して何をするかを決めます。事件カードの仕事に関する記述は、この時点で発生します。
黒帽子の小人はどうしようもなくグータラなので、無償で追い払うことができます。

>庭園で働かせる:小人を庭園に送り、維持費を稼がせます。50を収入で得て、プレイヤーの庭園カードに置きます。
>交配相手を探す:自分の小人の1匹を選んで、交配相手を探します。
手番プレイヤー以外は、未行動の小人のみを相手として提示でき、非公開の入札にて行われます。交配相手を探すことにしたプレイヤーも入札をし、同時に公開します。
手番プレイヤーの最大額を、他プレイヤーの提示した最少額を下回った場合その最低額を受け入れて、双方の小人を交配のために小屋に置きます。
すべての提示が最大額以上ならば交渉決裂で、その小人を庭園に働かせることで50を獲得します。
>交配に貸し出す:
仕事についていない小人1匹を他プレイヤーに交配のために貸し出します。
これも非公開の入札で行われますが、交渉の成立の最低額を決定するために秘密入札します。他プレイヤーもそれに対して入札します。
手番プレイヤーは最高額を提示したプレイヤーの提示を受け入れ、小人を渡してその金額の花びらを獲得します。すべての提示が最低額に届かない場合は交渉決裂で、その小人を庭園に働かせることで50を獲得します。
>こびとを売る:
自分のまだ仕事についていない小人を売って、その価値に対応した金額を受け取ります。>小人の交換:
仕事についていない小人2匹を脇によけておき、1つ上のレベルの小人に交換できます。
緑帽子の小人を2匹を金帽子に交換できたら、ゲームに勝ちます。
>コンテストに参加:
自分の小人を小人ショーに参加させます。

3、交配
管財人から順番に、交配の結果に応じて新しい小人を獲得します。お互いのペアの高いほうの帽子のクラスの交配カードを1枚引きます。

4、コンテスト
2つのコンテストごとに、交配カードから2枚ずつ引いて、レベルの高い小人が勝者となります。
それぞれのレベルで、最もレベルの高い小人が勝利し、賞金として1000と500を分配します。同点の場合は等分されます。

5、維持費
各自自分の持つ小人より、1人に付き花びらを100支払わなければいけません。
払えない場合は小人を売ります。

これらを繰り返していき、誰かが金帽子の小人を作るか、4000を集めるかしたらゲーム終了で、そのプレイヤーがゲームに勝ちます。

ネタはあれですが、結構マジメな入札&交配&マネジメントゲームです。
維持費を考えながら、うまく交配していく必要があります。