タイトル ゴーストバスター
原題タイトル Gespensterjagd
会社・出版社 Amigo
デザイナー K.Haferkamp
プレイ人数 2-5人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「ゴーストハンター」は古城に棲むマックスという幽霊と、それを興味本位で追いかける追跡者の追いかけっこをあらわします。

プレイヤーの1人がマックスとなり、幽霊コマ、部屋カード、いかさまカード、休憩カードを持ちます。それ以外のプレイヤーは追跡者となり、それぞれの追跡者コマを持ち、時間制限を表す動物をボード上に指定された数を置いていきます。
最初に追跡者が任意のマスにコマを配置し、そのあとで誰もいないマスにマックスのスタート地点を決めます。動物の枠は追跡者が管理します。
難易度によっては、罠カードを追跡者に、煙突カードとドアカードをマックスに渡します。

手番は先にマックスから動きます。
マックスは、幽霊ですので隣接する部屋に、扉や階段はもとより壁をすり抜けて移動できます。マックスはコマを動かすではなく、部屋のカードを伏せてプレイすることで現在いる地点をあらわします。またマックスは必ず移動しなくてはならず、さらに1度訪れた部屋に再び入ることが出来ません。
ただしマックスは、それぞれ2回だけ同じ部屋にとどまり続ける休憩を取ったり、同じ部屋に2回訪れるいかさまカードを使えます。
マックスの移動が完了したら、次は追跡者の移動の番になります。
追跡者は、人間なので隣接する部屋には扉や階段などを使わなくてはいけません。部屋と部屋が破線になっているところを行き来が出来ます。なお追跡者は同じ部屋にとどまり続けることが出来ます。追跡者は時計回りで移動し、全員の移動が終わったら背景から動物を1つ取り除きます。

背景の森から1種類の動物がすべて取りさらわれた場合、マックスは姿をあらわさなくてはいけません。マックスのプレイヤーはそれまでに並べられたカードをすべて表向きにして、現在いる場所を幽霊コマで明示しなければいけません。その後次に取り去る動物の枠を決定し、既に埋められた動物枠は箱の中に戻します。マックスは出現した部屋のカードを以外を取り除き、幽霊コマを取り除きます。

もしマックスのいる部屋に追跡者の誰かが入ったら、直ちに追跡者の勝ちです。
もしくはマックスが行動できなくなっても追跡者の勝ちです。逆にマックスは、すべての動物がいなくなっても追跡者が見つけられなければ勝ちます。

レベルに応じて煙突を通り抜けるカードをマックスが使え、罠をはってマックスの居場所を明らかにする罠カードを追跡者が配置できます。

スコットランド・ヤードであったチケット管理のわずらわしさを軽減し、手軽に遊べるようになっていますが、マックスの難易度がやや上がっています。