1998年ノミネート 「ギプフ」は、15個の駒を使って、相手の駒を捕らえるアブストラクトゲームです。 こういったゲームのご多分に漏れず、黒と白が用意されています。 ボードは6角形になっていて、外周から中に駒を押し込みます。押し込んだ先にある駒は空いている先の交点へスライドします。外周は押し入れる専用の場所なので、もしある一列すべての交点が埋まっていたら、そこには押し入れることは出来ません。 ある色が直線で4つ以上つながると、それらの駒は取り去り一旦手元に戻り、また押し込む駒として再利用します。このときに、それに接続している相手の駒を捕獲できます。 最終的にどちらかの手番において、押し込む駒がなくなったほうが負けです。 基本的に駒を捕獲するゲームなのですが、捕獲した場合に駒が取り去られるので、盤上の勢力が逆転するということもあり、同じ技量なら接戦になるように出来てるような気もします。ただ駒を回転させるだけではだめで、確実に相手の駒が捕獲できる連鎖が決められるように展開する必要があります。 結構良質のアブストラクトゲームだと思います。 追加セットとして「ギプフプロジェクト-セット1 Gipf project set1」があります。 |