タイトル グローリアス・サーガ
原題タイトル Glorious saga
会社・出版社 Hobbybase
デザイナー M.Nishigami, N.Takerube
プレイ人数 ??players
対象年齢 14+
プレイ時間 ??min
難易度(5段階、易1<難5) 5


「グローリアス・サーガ」は、英雄物語をテーマにした、会話を主にしたセクションと、データを駆使したセクションを包括した、RPGの1つの方向性を提示したゲームです。

最初に各プレイヤーはクエスターを設定します。
最初にプレイヤーが操るクエスターの属性/職分/属す社会を決めます。
その後、経験点の割り振りのパターンを選び、それらの対応する技能をそれぞれの経験点を用いて獲得していきます。
その他、影響力、能力、リンクと呼ばれるキャラクターのステイタスが決定されます。

またこのゲームには、ゲームマスターの存在が必要ですので、ゲームマスターはこれらのクエスターの存在を踏まえた上でシナリオと呼ばれるゲームの筋道を設定します。
ただしこのゲームでは、中立の立場のジャッジの存在を含めて行うことも可能です。

ゲームは導入から始まります。
導入は、シナリオに応じた行動指針を準備します。
またその説明を行い、それについてキャラクターの位置づけを協議します。

ゲーム中は必ず、会話中心のセクションか、判定中心のセクションかで分かれます。
これらを交互に行っていくことで、シナリオは進みます。
行動指針に準じた行動を行えば、判定において有利にすることができます。

会話中心のセクションでは、クエスターサイドは行動や考えを述べることで、ゲームマスターサイドは状況説明でシナリオを進めていきます。
このセクションでは、ダイスを用いることはなく、それぞれのやり取りでシナリオに取り組みます。

判定中心のセクションでは、クエスターサイドとゲームマスターサイドが判定を行い、その結果でシナリオを進めていきます。
・最初に行動権が与えられ、それに対してどのように行うかを、行動可能なキャラクターは行うことができます。
・行動するキャラクターは、目標物を指定していきます。このとき、割り込みによって目標物に指定されると、その行動が制限されます。
ここで使用するダイスの数を、能力によって決定されます。このとき行動権がないとダイスを使える個数が少なくなります。
・先攻後攻を決め、先攻から順番に使用する職分の技能を選んで、用意されたダイスから1個選んで振ります。
その判定に対して、大きな出目を出したほうが勝ち、その行動を有効とします。
このとき、相手のリンクに影響を及ぼす場合は、リンクの値を変動させます。

シナリオを完了させたら、経験点の割り振りがあります。
クエスターならびにプレイヤー、ゲームマスターともに、シナリオへの貢献度において経験点が割り振られます。

非常にダイスの使い方が斬新なゲームです。行動回数を考えるという、これまでにはない考え方のゲームですが、やや難易度は高いので注意が必要です。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介