タイトル ゴールドラッシュ・シティ
原題タイトル Goldrush city
会社・出版社 Krimsus
デザイナー M.Sienholz
プレイ人数 3-5人
対象年齢 10+
プレイ時間 90分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「ゴールドラッシュ・シティ」は、金鉱の街を発展させて、市長の座を狙います。

砂金袋と都市カードをよく切り、それぞれ別の山札にし、各プレイヤーは砂金袋カードを3枚受け取ります。
工具とダイナマイトは山にして置きます。
工夫カードもよく切ります。
建設カードを表向きにして並べておきます。
スタートプレイヤーが、スタートプレイヤーカードと治安判事カードを受け取ります。

手番になったら以下の順番でゲームを行います。
ただしスタートプレイヤーのところに治安判事のカードが戻ってきたら、治安判事の行動が行われます。

1、都市カードをめくる
都市カードをめくって場に置きます。事件/盗賊/資材とありますが、資材カードがめくられるまでめくり続けます。なお資材カードにはさらにめくる指示もあります。めくられた資材カード競りに掛けられます。事件カードは競りの前に解決し、盗賊カードはめくったプレイヤーの手前に置いておきます。

2、競り
自分の持つ砂金袋カードの価値を用いして順番に競りを行い、最高値をつけたプレイヤーが落札し、砂金袋を支払います。落札したカードはプレイヤーの前に置いておきます。

3、手番
以下のいずれかの行動を基本的に2回できますが。建物の建設で追加の行動がもらえます。
・建物を選ぶ:誰も選んでいない建物を手元に持ってくることが出来ます。
・工具かダイナマイトの獲得:工具かダイナマイトのチップを1枚取ります。
・建設:建物を建てるために資材と工具を使用し、建設します。建物を建設すると得票数が増え、建物によって追加の手番行動が獲得できたり、工具が不要になります。
・盗賊の使用:盗賊カードを使って、ダイナマイトを使っての破壊工作/資材カードやチップの略奪/建物カードの略奪などを行います。盗賊の効果の適用は盗賊カード側有利のサイコロ勝負で、勝ったほうがその効果を適用できます。
・盗賊の徴募:砂金袋を用いて、盗賊カードを徴募しようとします。盗賊カード側有利のサイコロ勝負で、勝ったほうがその効果を適用できます。
・総督や説教師:砂金袋を用いますが、手番の回数には含まれません。他プレイヤーの前に置かれ、他プレイヤーの手番の行動を制限できます。

治安判事のカードがスタートプレイヤーの場所まで戻ってくると、黄金の分配があります。建物建設状況によって、受け取れる砂金袋は異なります。
建物収入のない建物だけでは、砂金袋をもらうだけです。
建物収入のある建物からは、工夫カードをよく切って、1枚ずつ受け取るかパスします。その確定した人数によってもらえる砂金袋の数が変わりますが、規定数をオーバーすると1つももらえません。
なお工具やダイナマイトを売ることで、砂金袋を引けます。
これが終わるとスタートプレイヤーカードと治安判事カードを隣に渡します。

プレイヤー人数で定めた規定数の建物が建設されたら、そのラウンドの終了でゲームは終了します。
建物にある票数をまとめ、その票数が最も高いプレイヤーが市長になり、ゲームに勝ちます。

やや荒削りですが、盗賊や総督などの効果が、結構直接打撃系なゲームです。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介