タイトル 八八
原題タイトル Hachihachi
会社・出版社 "Hanafuda", Concepted by Nintendo's kousai-no-tomo
デザイナー --
プレイ人数 3-7人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 4


「八八」はもっとも名古屋EJFで遊ばれている花札ゲームです。
根幹にあるのは、オーソドックスな花札です。

このゲームは「花合わせ」/「ばかっぱな」をもう少し優雅にした感覚のゲームです。
通常花札は3人で遊びますが、八八は手札と順番にて3人に絞り込むための出降りの選択ができます。行けるときには出てだめなときには降りられます。また数多くの手役の存在によっての保障的なボーナス点や、出来役などの即決で効果的な御祝儀もあり、花札のテクニカルな戦略などによって、勝負の綾を垣間見ることが出来ます。

そうはいっても簡単なことで、基本的には通常の花札と同じように場6手7の花合わせです。場にある札をまず手札で同じものを合わせて取り、次に山札をめくって場に同じものがあれば取れます。それを誰かが出来役を作るか、全員の手札が無くなるまで続けます。
それを12ヶ月行い、それらの収支計算で一番上のプレイヤーが勝ちます。

小道具の充実は、いくら新興のボードゲームが華やかといえども、八八の小道具には日本的な優雅さと豪華さが兼ね揃っています。得点を入れる藤の籠、貫木や軍配、また大借金のあかしである達磨までも非常に凝った作りになっています。ゲームの華やかさを知るには八八を上回る道具仕立てはそうそうありません。

EJFに1日いてください、大抵1回は八八を遊ぶ光景があるかと思います。ごく自然に花札が溶け込んでいる様でしょう。EJFになくてはならないゲームの1つです。