「ハンザ」は、バルト海沿岸のハンザ同盟の商人となり、権力を成長させながら販売網を大きくしていくゲームです。 最初に使用する商品マーカーを人数に応じて選びます。 商品マーカーを裏向きにしてよく混ぜ、都市の倉庫に1枚ずつ配置し、残った商品マーカーは山札にして補充場所に積んでおきます。 各プレイヤーは自分の色の販売所を受け取り、金貨3枚とお財布を持ちます。 船はスタート地点に置き、残りの金貨は銀行に置きます。 最初に各プレイヤーは順番に、自分の販売所が置かれていない都市に、2個の販売所を置いていきます。これを順番に3回繰り返してから、ゲームはスタートします。 手番が来たら、以下の流れで手番を行います。 1、収入 手番が来たら、金貨3枚の収益があります。 2、商品マーカーの補充 商品マーカーの置かれていない都市に対して、金貨1枚を払うことで、商品マーカーの山札から順番に補充できます。商品マーカーには、色と数が書かれています。 補充しないこともできますが全ての倉庫が空の場合は補充しなくてはいけません。 3、アクション 現在船のいる都市に対して、以下のアクションを行うことが出来ます。 ただしアクションを行ったら、次の都市に船を移動させなければならず、そのために金貨1枚を払います。船は順路に沿って都市から都市に移動します。もちろん順路どおりならば、同じ都市に戻れます。 ・商品の購入:いま船のいる都市に対して、金貨1枚でその都市の商品マーカーを1枚取ることが出来ます。この支払いは単独で販売所が多いプレイヤーに支払われ、そうでない場合は銀行に支払います。取った商品マーカーは自分の手前に表向きに置いておきます。 ・販売所の設立:いま船のいる都市に対して、表向きに置いてある商品マーカーを使って、そこに書かれた数と同じ販売所を置くことが出来ます。使った商品マーカーはゲームから除外されます。 ・商品の売却:いま船のいる都市で1つ以上の販売所があれば、同じ色で最低2つ以上の商品マーカーを持っていれば、それらを売却できます。売却した場合、商品マーカーを裏向けにして得点化し、その都市の販売所を1つ回収します。また売却した色と同じ商品マーカーを持つ他のプレイヤーは、その色の商品マーカーを1つ捨てなくてはいけません。これはゲームから除外されます。 4、税金 最後にプレイヤーは、金貨3枚と表向きの商品マーカーを3枚までしか持つことは出来ません。それを越える場合は、金貨は銀行に返し、商品マーカーは余剰分の中からどれかを選び除外されます。 これらが終われば、左隣のプレイヤーの順番になります。 商品マーカーの補充の山がなくなったら、そのラウンドは全て行い、プレイヤーが同じ回数の手番が終わったらゲーム終了です。 各プレイヤーは点数を計算します。 売却していない商品は全て1点、売却した商品は1+マーカーに書かれた数が点数になります。また自分の販売所が少なくとも1つある都市に対して2点、その都市を独占していたら+2点です。 これらを合計し、最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。 船の進路や向かう方向が、プレイヤーの方向性を決めます。 フリーアクション制のゲームなので、次の手番プレイヤーをうまく絞れるといいかもしれません。 行動が効率的に行えるように準備しておきましょう。 The table game which plays happilyでの紹介 |