タイトル ヘクトール&アキレス
原題タイトル Hector & Achilles
会社・出版社 Phalanx
デザイナー L.Colovini, M.Maggi, F.Nepitello
プレイ人数 2人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「ヘクトール&アキレス」は、トロイ軍とアケイア軍の戦いをテーマにしたゲームです。

各プレイヤーはボードを受け取り、それぞれの軍の48枚の兵士カードを4つの山に分けます。
6枚の英雄カードをよく切り山札にし、3個の神の恩恵カウンターを受け取ります。
運命タイルをよく混ぜ、プレイヤーの間に置きます。

片方が攻撃側となり、もう片方が防御側となります。次のラウンドは戦闘に勝った方が攻撃側になります。

攻撃側は、4つの軍隊のどれかの1番上をめくって先兵を置き、先兵カードの数字が軍隊の山の数字を表して対応します。
また攻撃側のプレイヤーは運命タイルをめくり、戦闘で使われる軍隊の山の前に、向きを設定して置きます。
防御側は、この戦闘で使用する軍隊の山をめくって運命タイルの横に置きます。
各プレイヤーは、4枚の兵士カードと、英雄カードを1枚引きます。

攻撃側から手番を交互に行います。

手番が来たら以下の順番で行います。
1、追加アクション
以下のいずれかを行います。
・カードを捨てて引く:手札から兵士を1枚捨てて、戦場の山札から1枚引く。山札が無ければ自分の国の山から引きます
・英雄の交換:英雄カードを伏せて英雄カードの一番下に戻し、一番上のカードを引きます。
・英雄を配置する:英雄カードを既に配置された兵士カードの上にプレイします。英雄カードの下に置かれた兵士カードは戦闘の得点には加わりません。
・軍隊カードを強化する:英雄カードが置かれている場合にのみ、神の恩恵マーカー1個をすでに配置された兵士カード1枚の上に置きます。
・退却:4回目の戦闘の前に退却する場合は、相手プレイヤーが勝利します。
勝利したプレイヤーは、プレイしたカードと手札をそれぞれの山札に戻します。
退却したプレイヤーは、恩恵マーカーや英雄カードを捨て札にした後、プレイしたカードと手札をそれぞれの山札に戻します。このとき屈辱マーカーを持っていれば、同じ数の屈辱マーカーと同じ数だけ兵士カードを失います。
退却側は屈辱マーカーを受け取ります。

2、軍隊カードをプレイする。
軍隊カードを先兵カードに続けて必ず1枚をプレイします。

両プレイヤーが1回ずつプレイを行った後、優位を判定します。
プレイされたカードの数字と恩恵カードの修正を合計し、大きいほうが戦場の運命タイルを回転できます。

4回目の優位判定のあと、勝利判定があります。
合計の大きいほうが戦闘に勝利し、プレイしたカードと手札をそれぞれの山札に戻します。
敗者側プレイした兵士カードと英雄カードを捨て札にし、神の恩恵が残っていればそれを代わりに捨てられます。
同点の場合はお互いプレイしたカードと手札をそれぞれの山札に戻します。

次の戦闘の前に、戦場のカードの山が5枚に満たなければ、自国の山と混ぜてしまいます。戦場の山札をと英雄カードの山札をよく切り、使用したタイルを捨て札にします。
もしすべての戦場の山札が無くなったら、そのプレイヤーがゲームに負けます。また自国の山が戦闘で使用され、5枚に満たない場合は、そのプレイヤーがゲームに負けます。

TCGのようなゲームで、消耗戦となります。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介