「ヒャノ」は推理と、その推理を破綻させるゲームです。 最初に鑑定人を行うプレイヤーを決めます。 赤いディスクをテーブルに6枚環状になるように並べます。黄色のディスクは鑑定人が持ちます。その後カードをよく切って6分割し、各ディスクに対応する場所に置き、その一番上をめくります。 鑑定人はあらかじめ最後にプレイされると思うカードのシンボルを1つ選んで裏向きに手前に置きます。そして、次の山札をはじめるために、山札の1番上に表向けられたカードを選んで中央に置きます。 鑑定人の左隣のプレイヤーから順に、中央にカードをプレイします。 カードプレイは同じ色か、同じ数字ならば配置できますが、隣接する数字であっても配置することが出来ます。さらに太陽カードはジョーカーでその色の任意の数字となります。 鑑定人はめくられたカードを見て、どんな順序でカードがプレイするかを推測します。鑑定人は多くのカードを得るために、カードプレイの順序を推測して最後のカードを予想しなくてはいけません。 それが終わったら左隣のプレイヤーから順に、山札に置かれたカードを中央にプレイします。 1順が終わったら、鑑定人のシンボルを公開し、そのシンボルのカードが最後のカードであれば山札を1枚1ポイントとして得られます。外れていればそれらは捨て札になります。 プレイされなかったカードはそのまま残り、プレイされた山札は新たに1枚めくります。 その後、鑑定人は左隣に移ります。 山札が2つ切れたらゲーム終了です。各プレイヤーは枚数を数え、最も枚数を持つプレイヤーがゲームに勝ちます。 推理ゲームでありながら理詰めもあると思います。地味なゲームですが、手軽に遊べるのはいいかと思います。 ヒャノとはインディアンの太陽にささげるダンスだそうです。 |