タイトル アイスハウス
原題タイトル Icehouse
会社・出版社 Looney Lab.
デザイナー A.Looney
プレイ人数 2-4人
対象年齢 12+
プレイ時間 ??分
難易度(5段階、易1<難5) ?
入手難

「アイスハウス」は、非常に綺麗な三角錐を使うゲームで、このゲームで様々な遊び方が出来るオムニバス的なゲームです。
このうち、”アイスタワー”と”マーシャンチェス”を紹介します。

”アイスタワー”はリアルタイム性の強いゲームです。
テーブルの上に人数と同じだけ色のすべての駒を置き、プレイヤーは担当する色を決めます。
全員同時にゲームを行います。このゲームではプレイヤーは3種類のアクションを行うことが出来ます。基本的にコントロールしている駒および駒のスタックは、1番上の色のプレイヤーが行います。
1つの相手の駒に対して、同じかそれより小さい駒をかぶせることを”キャッピング”といいます。自分のコントロールしている2つ以上の駒で出来たスタックから1つを取り出すことを”マイニング”といいます。また偶数の駒で出来たスタックを、ちょうど半分で分割することを”スプリッティング”といいます。
これらのアクションを繰り返し、すべてのプレイヤーがプレイ終了に合意したときにゲームが終わります。1番上にある自分の色の駒で、大は3点、中は2点、小は1点です。最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。
なお”アイスタワー”では、両手を使ったり、直前に動かしたものを元に戻すこと(待った、やり直し)は許されません。

”マーシャンチェス”は、2人か4人で行う、駒の大きさをうまく活かしたチェスのバリエーションです。2人なら8x4、4人なら8x8のチェスボードを使います。
各プレイヤーはチェス盤の隅に大駒3/中駒3/小駒3を配置します。
大きい駒は縦横斜めに幾らでも進めます。中駒は縦横に2マスまでしか進めません。小駒は斜めに1マスだけ進めます。
ボードは4x4のマスで仕切られていて、その間には運河で仕切られています。自分の手番には、自分側のボードにある駒のみ動かすことが出来、運河を越えた場合は、次にその駒を動かす権利はそのボードの所有者になります。
自分が駒を動かしたことによって、相手の駒を捕獲でき、後にポイントになります。
誰かが自分のボードにある駒をすべて無くしてしまったらゲーム終了で、捕獲した駒の大きさで、大駒3点/中駒2点/小駒1点となります。

これ以外にも、タロットカードを使う”ザルカナ”、宇宙船に見たてた”アイストレード”、表題作の”アイスハウス”などの遊び方があります。

非常に綺麗な駒で幻想的です。