タイトル 妖魔の森
原題タイトル Im Marchenwald
会社・出版社 Adlung
デザイナー M.Nikisch
プレイ人数 1-8人
対象年齢 5+
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 2
2001年子供賞ノミネート
入手難

「妖魔の森」は、こびとが現れる前に、王女を救って7つの魔法のアイテムを探す、全体でクリアを目指すゲームです。このゲームには個人的な勝ち負けは存在しません。

樹木カードと魔法の鏡カードを除いたカードをよく切り、中央に妖魔の森をあらわす7x7のカードの場を並べ、その横に表向きに樹木カードを置きます。4枚の裏向けた魔法の鏡から1枚のカードを妖魔の森の隣に置き、最初に見つけるべきアイテムを示します。残りの鏡カードは今回のゲームでは使わずに横に配置します。

最初に妖魔の森にあるカードのうち1枚を表向けます。
もし魔法の鏡にあるアイテムと同じものだった場合は、それを見つけたことになります。そのときプレイヤーは別のカードをめくって、今見つけたアイテムの魔法の鏡で指示された新しいアイテムを見つけることが出来ます。なおめくられた後の空いた場には樹木カードを伏せて置きます。
もし魔法の鏡で指示されたアイテムとめくったカードが一致しなかったら、そのカードを伏せて次の手番のプレイヤーに順番が移ります。
樹木のカードは、妖魔の森から何らかの形でカードが場から取られたときに、開いた場を埋めるために使われます。もしプレイヤーが既に置かれていた樹木カードめくった場合、道に迷って手番が終了します。

このゲームには以下の特殊なカードがあります。いずれの場合もこれらのカードをめくったら手番終了です。
・魔女-魔女のカードをめくったら、妖魔の森にあるカードを表を見ずに2枚を選んで交換しなくてはいけません。
・からす-からすのカードをめくったら、既に2つ以上のアイテムを見つけていたら、より先に見つけたアイテムを盗まれてしまいます。
・こびと-こびとがめくったら、妖魔の森とは別にこびとの列を作ります。これはゲームの終了を表すもので、こびとが7人揃ったらゲームに負けます。
・城-城もゲームの終了をあらわすカードです。7つのアイテムを見つけたあとに、速やかに王女に連れて来るために城を捜されなければなりません。7つのアイテムを見つけた後に城をめくればプレイヤーが勝ちます。7つのアイテムを見つける前に城をめくっても、何も起こらず裏向けられます。

こびとが7枚めくられる前に7つのアイテムを見つけ、城をめくった時点で王女を助けたことになりゲームに勝ちます。逆にこの前に7枚のこびとがめくらてしまった場合は、プレイヤーが負けます。

全体で行なう神経衰弱です。メルヘンチックな雰囲気が出ているんですが、やっぱりグリムはおどろおどろしくなりますねえ。