「インダストリア」は、実業家となり将来を見据えて工場や技術を落札し、その組み合わせで財閥を形成していくゲームです。 ボードを広げ、エポックマーカーを最初のエポックに置き、各プレイヤーに4資金を配ります。またポイントマーカーは0に置きます。 産業タイルを各エポックごとに分けておき、それぞれよく混ぜて山にします。 スタートプレイヤーを決めます。 各フェイズは以下のようになります。 1、収入 各プレイヤーは1資金をそれぞれ得ます。 2、タイルをめくる 現在のエポックから人数と同じ枚数のタイルをめくり、ボード上の対応する位置に置きます。 3、競り スタートプレイヤーは最初の競売人となり、めくられたタイルのどれかを競売に掛けます。掛けられたタイルは左隣のプレイヤーから1順だけ、より高い値付けをするかパスをするかし、競売人はそのタイルを最高値をつけたプレイヤーに対してその価格で売るか、自分で引き取るかします。自分で引き取った場合は競売人の権利は左隣に移ります。 買ったタイルは手札として持ちます。 4、タイルのプレイ。 競売が終わったら、スタートプレイヤーから順に、手札のタイルをプレイできます。 工場、技術、ボーナスタイルは1枚ずつプレイでき、プレイするために必要な資金を支払います。もし原材料が必要で、原材料を産出する工場などを持たない場合は、エポックの進行にて既に産出されているものを除き、その工場の持ち主に原材料使用のために資金を払うことになります。 プレイされたタイルは手前に公開し、対応するボードに所有者タイルを置きます。タイルのプレイによって勝利得点の獲得や、新たな原材料の生産、ボーナスタイルによる最終得点計算の権利、工場建設のクーポンなどが発生します。 ただし工場での勝利ポイントの獲得は、そのエポックでプレイできないと獲得できません。技術に至ってはそのエポックでプレイできないと無効となります。 5、スタートプレイヤーの移動 そのラウンドのタイルがすべて落札されたら、スタートプレイヤーマーカーが左隣に動きます。その際追加の1資金を獲得することもあります。 そのエポックのすべてのタイルが落札されたら、エポックマーカーが移動して、それ以降新たな原材料を銀行からも入手できるようになります。 全てのエポックのタイルが競りに掛けられたらゲーム終了です。 ボーナスタイルと工場の組み合わせによるボーナスと、関連する工場や技術の連鎖によるボーナスを勝利ポイント化し、所持金も勝利ポイントに換算します。 勝利ポイントの合計が最も高いプレイヤーが勝ちます。 技術や工場の連鎖にて、価値が変わってきたりするので、そのあたりの相場観がやや難しいかもしれません。またプレイの順番で資金や原材料のコストがかなり変わります。 田中知事ならいくら金を持っていてもダムは作らないでしょうし、孫正義ならはインターネットにいくらでもとびつくでしょう。 他のサイト: The table game which plays happilyでの紹介 |