タイトル インコグニト
原題タイトル Inkognito
会社・出版社 Winning Moves, Milton Bradley
デザイナー A.Randolph, L.Colovini
プレイ人数 3-4人
対象年齢 10+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 4

「インコグニト」は、ベネチアを舞台に暗躍するスパイを描いたゲームで、4人のコマのなかからペアの正体を探し出して、秘密指令を達成することが目的です。

最初に警告の印(ダイス振りマシーン)とコマを組み立てます。
ボードにある大使館に大使を配置し、各プレイヤーはコマ4つ、カード8枚、パスポートを持ちます。コマを各プレイヤーのスタート地点に置き、パスポートをついたてにし、記録用紙を記入します。正体カードと体系カードと秘密の指令カードを引いて自分だけで見ます。

手番になったら、最初に警告の印を振って、表示された色のルートで自分のコマを1回動かせます。黄色はどちらのルートも使えます。黒は大使を動かし、白は移動が出来ません。このとき自分の他のコマがいるマスで停止できません。

次に移動が終わった時点で、他プレイヤーのコマがいれば、相手の正体か体型を質問することが出来ます。正体を聞かれた場合は正体カード2枚と体型カード1枚、体型を聞かれた場合は体型カード2枚に正体カード1枚をそのプレイヤーに提示しますが、そのうち1枚は本当の情報を提示します。
大使のコマがいる場合は、体型か正体の2枚を他プレイヤーの誰かに提示させますが、そのうちの1枚は本当の情報となります。
その情報を元にそれらの情報を記録用紙に記入し、その後番号が書いてなく相手のコマを他のコマのいないマスに任意に動かします。
なお同じ相手に提示する情報の組合せは毎回変えなくてはいけません。また指令の都合で相手を理解させるために、秘密であるはずの現物のカードを見せても構いません。
さらに指令カードを見せて任務の確認を取ることが終盤にあります。

このようにゲームを続けて行き、手番で条件を満たすことで、先に自分の指令を達成したチームが勝者となります。このとき指令を達成したということをお互い理解しなくてはいけません。

非常に疑心難儀なゲームですがゲーム性は高く、推理ゲームではかなりハイレベルのゲームだとは思います。それらしい指令が多いのが特徴です。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介