タイトル 魔界のコックさん
原題タイトル In teufel kuche
会社・出版社 FX Schmid
デザイナー A.Randolph
プレイ人数 2-4人
対象年齢 7+
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 2
入手難・絶版

「魔界のコックさん」は、魔界の親分の胃袋を満足させるために、ミルクに注意しながら奔走するゲームです。

オーブンをボードに準備し、親分をセットしておきます。プレイヤーは色を選び、コックの駒やメニュー駒、料理カード、トレイを受け取り、コックの駒に帽子をかぶせて、各色のスタートに置きます。料理カードを伏せてトレイに入れます。料理駒を1つずつ各マスに置いていきます。

順番がきたらさいころを2個振って、さいころ1個につき1つのコック駒に移動を割り振れます。なお2つのさいころとも羽根だった場合、コック駒1つを任意の場所に飛ばせます。マスに料理があったら、1つだけそれを持つことが出来ます。コック駒は1つの料理しか持てません。同じ色の駒がいるマスには入れませんし、他プレイヤーのスタートやゴールにも行けません。

異なる色のコックが同じマスに入ったら戦闘が起こります。戦闘を仕掛けたほうから、親分のいるオーブンを1回押します。親分が出なかったら仕掛けられたほうが、それよりも1回だけ多く押します。これを交互に押すプレイヤーが移るたびに、押す回数を増やして行きます。
親分が飛び出たらそのプレイヤーの勝ちです。負けたほうの駒は帽子をかぶっていたらそれを脱いでスタートに戻ります。帽子をかぶっていなかったらその駒は除外です。また料理駒を持っていたらそれをその場に置き去りにします。戦闘を仕掛けたほうが勝った場合、もう1マス動かすことが出来ます。
なお戦闘になったら、仕掛けられたほうは戦闘の前に降伏することによって、負けたときのペナルティを最小限に食い止めることが出来ます。

ゴールに料理を運んだら、メニューカードを公開して、料理だったらその点数を獲得し、その駒を再びスタートマスに戻します。
ミルクだった場合はその駒がゲームから除外されます。

ゴールに持ちこんだ点数が10点になったプレイヤーが現れた時点で終了です。もっとも点数の高いプレイヤーが勝ちます。

オーブンの親分がイカスゲームですが、最低1点は他プレイヤーのメニューを利用しなくてはいけません。そのためにも戦闘は必要です。またオーブンは日頃のメンテナンスが重要です。