「イントリーゲ」は賄賂と陰謀と口約束が渦巻く役人の世界をあらわします。ソデの下と口裏がすべてを決めると言ってもいいほどのゲームです。 各プレイヤーは自分の配下の顧問チップと、32万をもってゲームを始めます。役職ボードを手前に、離れ島を中央に置きます。 手番プレイヤーは、まず他プレイヤーの役職についている顧問より収入を得ます。それは役職ボードに示された金額です。 次に自分の所にあるポストに志願している他プレイヤーの顧問チップや、既に役職についている顧問に対して賄賂を要求し、それに対してポストに志願している顧問のプレイヤーは、様々な交渉を行って賄賂を渡します。 ポストには1人しか顧問が就けず、同一の職種の顧問は同じプレイヤーのところに1人しか必要としません。必要と思える顧問をポストに据えて、気に入らない人材を島流しにします。 最後に手持ちの配下の顧問を、自分以外のポストに就かせるように送りこみます。最後の6ラウンド目は誰も顧問を送りこめません。 これを6ラウンド行い最終的に所持金の最も多いプレイヤーが勝ちます。 すさまじい交渉と裏切りのゲームです。うたかたの信頼関係と効果的な欺きがこのゲームの鍵です。このゲームが尾を引いて、人間関係まで破綻させないように。 |
FX-Schmid版 Amigo版、コンパクトになりました。 |