タイトル アイアン・ドラゴン
原題タイトル Iron Dragon
会社・出版社 Mayfair
デザイナー Darwin Bromley & Tom Wham
プレイ人数 2-6人
対象年齢 12+
プレイ時間 180分
難易度(5段階、易1<難5) 5

「アイアン・ドラゴン」はメイフェアの有名な鉄道運輸ゲーム、エンパイア・ビルダー - Empire Builder(Mayfair)シリーズのファンタジー版です。機関車はドラゴンでさまざまなファンタジー物産をあらゆる場所に運び、大都市間を線路で繋いでいきます。

最初に各プレイヤーは、大都市から伸びる基本となる路線をクレヨンで書いておきます。路線は主に各都市に繋がり、物産を取りに行ったり届けたりするために引くもので、資金がたまったら徐々に拡張できます。線路は敷設困難な地形(森/山/河川など)を越える場合は平地よりもコストも掛かります。

ゲームは移動力が定められた機関車を使い、都市と都市の間の産物の貿易で資金を稼ぎます。この資金を使って線路を拡張したり、機関車をもっといいものに換えることも出来ます。貿易は「(都市)へ(産物)を運ぶと(収益)」という形で書かれていて、難易度によって額が変わります。
また他プレイヤーの路線に接続して乗り入れることも出来ますが、この場合乗り入れたプレイヤーに路線賃貸料を払わなければなりません。たまに発生するイベントもありますが、最終的に大都市を一定以上つないで、一定以上の資金を持っているプレイヤーが勝ちです。

これまでのシリーズにはない、船や機関士のシチュエーション、またなぜか地下鉄が存在することから、このシリーズでは興味深いものとなっております。独特の世界観でファンタジー貿易というちょっと突飛な設定かもしれませんが、大変魅力的な設定で遊ぶことが出来ます。