「フンタ」は発展途上国のODAをいかに食い物にするかのゲームです。 舞台はバナナ共和国の議会で、通常は予算をめぐる政治ゲームが行われます。あらかじめ選出された大統領が予算案を決議し、官僚は政治基盤を楯により多い予算案を得るために、カードによって政治的駆け引きを行います。そうして決まった予算に応じて、条件さえ揃えばクーデターの実行を行うことが可能となります。無事配分された予算はとりあえず各官僚に配分され、その後所在を決定します。かれらは常に暗殺の危機に直面しているので、この所在決定は重要です。暗殺の処理が解決されれば、次の年に動きます。 この所在決定は重要で、主に銀行と司令部がゲームの大きな役割を担います。銀行に行くと先ほどの予算を貯金することが出来、この貯金高がこのゲームの勝敗となるのです。また司令部はクーデターの発生を示唆するもので、この選択を起点にクーデターが起こることがあります。 クーデター状態となったら、今度は戦争ゲームとなります。各官僚が指揮する師団ならびに軍を動かし、政治的拠点を押さえることが重要となってきます。またこれに乗じて暴徒や運動家などを煽り立てることも可能です。 この戦いは親大統領派と反乱軍という形で展開され、さまざまなカードの効果などを使うこともあります。また途中で寝返ったり、希に反乱軍同士やりあうこともありえます。 このあたりの判断を間違えると、政治基盤が薄く冷や飯を食わされることも... 最終的に、銀行に預金した金額が勝敗のすべてを判定します。 常に影響力と予算獲得具合を見計らって、時にはシビアに政治活動をし、時には大胆にクーデターをおっぱじめてゲームを盛りたてていきましょう。 |