タイトル ノックアウト
原題タイトル Knock out
会社・出版社 TM
デザイナー W.Panning
プレイ人数 2-4人
対象年齢 12+
プレイ時間 90分
難易度(5段階、易1<難5) 4
1994年8位
絶版

「ノックアウト」は2人の有望なボクサーを抱えるジムマネージャーとなり、彼らを育てて大金を得ることが目的のゲームです。

中央にリングを置き、ボクサーの駒2つと賭けテーブルを置き、トロフィーとステーキも準備します。各プレイヤーは色を決め、100,000ドルとファイトカード、ベット用のチップを持ちます。
手番プレイヤーは最初に、他のプレイヤーの誰かを指名し、階級に合わせた選手をお互い準備します。試合するプレイヤーはそのボクサーのステイタスを表示します。このとき指名されたボクサーは指名したボクサー以上のファイトマネーでなくては行けません。またお互い3枚以上のファイトカードがないと試合はできません。
その後お互いの選手はファイトカードから、4枚までのカードを選び手札とし、残りは伏せて脇に置きます。

ここで賭けのフェイズが発生します。直接試合するプレイヤーは最低1つは賭けに参加しなくては行けません。それ以外のプレイヤーの賭けの参加は自由です。
賭けは指名した/されたお互いに賭ける場所が賭けテーブルにあります。賭けの主張/受託によってサイドと金額が決まり、賭けかたも1倍/2倍/KO必至というバリエーションがあります。

その後試合が始まります。お互いのボクサーの駒をスタート地点に置きます。各試合ラウンドにてプレイヤーはカードを伏せて1枚出し、同時に公開します。結果、その数の差分だけKOマスに近づかせます。これを3試合ラウンド繰り返しKOマスに近いボクサーが敗者となります。なおKOマスに入ったら文字通りKOで、そのボクサーのボクサー人生は断たれ、引退となります。
なお使われなかったファイトカードは再び使えます。

勝者はファイトマネーの倍額、負けてもファイトマネーだけもらえます。勝者はレベルが1つ上がり、敗者は1つ下がります。勝ったボクサーも負けたボクサーもトロフィー/ステーキが置かれ、次回は指名されません。
その後、賭けの処理が行われます。プレイヤー間で賭けをしていた場合は決められた金額だけ、プレイヤーからプレイヤーに支払われます。相手プレイヤーがいない場合は勝ったら賭けた金額の半額だけもらえ、負けたら没収です。

どのプレイヤーも指名できなくなった時点でゲームは終了し、未使用のファイトカードはは1枚5000となります。
借用書を清算してもっとも多い金額を持っていたプレイヤーが勝ちます。

ジム稼業も楽じゃないことが良くわかります、やはり有望なボクサーを育てるのは相当の覚悟とリスクが付きまといます。