タイトル 朝鮮戦争
原題タイトル The Korean war
会社・出版社 Sunset Games, Epoch
デザイナー G.Suzuki, H.Kokado, M.Yamazaki
プレイ人数 2人
対象年齢 14+
プレイ時間 240分
難易度(5段階、易1<難5) 5

「朝鮮戦争」は、以前エポックから出ていたウォーシミュレーションゲームでしたが、この度プレイアビリティの良さなどの支持を受けて再販されました。

このゲームは北朝鮮軍、国連軍の順番でプレイします。ターンは各フェイズの連続に行われます。最初は北朝鮮軍のプレイヤーからプレイを始めます。

まずは天候決定フェイズです。第4ターンよりこの判定が行われ、これにより国連軍の爆撃機の数が決まります。また第1ターンは国連軍のみが行動します。

最初は北朝鮮軍が軍備を行います。援軍がターンに示された数だけ登場し、また都市から徴兵として軍隊を回復させ、軍隊を再編成として師団単位をまとめたり統合したりできます。また混乱状態になっている軍隊もここで回復できます。
次に北朝鮮軍の移動となりますが、国連軍はこれを爆撃によって道路による移動を妨害できます。それが終われば、各軍隊は各自が持つ移動力を使って移動できます。
これが終われば、隣接する北朝鮮軍と国連軍との間で戦闘となりますが、最初に支援の処理を行い、戦闘するそれぞれの戦力の戦力比を見て、さらに地形や軍隊の状況にさいころの結果を反映させて結果を求めます。これによって軍隊が減少したり撤退になったりします。
この後、北朝鮮軍は各軍隊が、国連軍の支配域で閉ざさていなかったり、一定以上離れずに補給されているかを確認します。補給が整わない軍隊は戦闘力が弱くなったり、全滅したりします。
最後に北朝鮮軍の戦車隊は突入を行い、突入の処理や戦闘を解決します。

今度はは国連軍が軍備を行います。援軍がターンに示された数だけ登場し、また都市から補充兵として軍隊を回復させ、軍隊を再編成として師団単位をまとめたり統合したりできます。また混乱状態になっている軍隊もここで回復できます。
次に国連軍の移動となります。各軍隊は各自が持つ移動力を使って移動できますが、北朝鮮軍にはない戦術空軍や海軍などもここで展開できます。
これが終われば、隣接する国連軍と北朝鮮軍との間で戦闘となります。ただし国連軍は最後の方のターンになるとまず空爆が行えます。空爆の後に支援の処理を行い、戦闘するそれぞれの戦力の戦力比を見て、さらに地形や軍隊の状況にさいころの結果を反映させて結果を求めます。これによって軍隊が減少したり撤退になったりします。ただしこれに対して北朝鮮軍は死守宣言などを行い、戦果を上げることも可能です。
この後、国連軍は各軍隊が、国連軍の支配域で閉ざさていなかったり、一定以上離れずに補給されているかを確認します。補給が整わない軍隊は戦闘力が弱くなったり、全滅したりします。

このゲームは朝鮮戦争をモチーフにしたものであり、それゆえに漢江橋の扱いや、金日成の軍事ラインへ進軍、また万歳攻撃などがルール化されています。

この手番を繰り返し、釜山最終防衛ラインを北朝鮮軍が突破するか、第8ターンまでに慶州/大邱/馬山/浦項を占拠すると、北朝鮮軍が勝ちます。
逆に金日成の軍事ライン進軍ルールを遵守できない場合や、上陸作戦の前に慶州/大邱/馬山/浦項を占拠したり、最終ターン終了時にソウルを占拠したりすると国連軍の勝ちとなります。
それ以外でも最終の16ターン終了時での戦闘力の差で勝敗を決めます。

朝鮮戦争は販売時期も短かった、プレイアビリティの高いウォーゲームです。それが証拠に通常のウォーゲームとは異なり、プレイ時間も短めです。