「王冠と剣」は群雄割拠のヨーロッパで、反乱の機会をうかがいながら、反乱を成功させた後に自分の領土を守り抜くゲームです。 ゲームボードを人数に合わせて準備します。 民衆カードをよく混ぜ、コインとゲーム終了カードを準備し、残りのゲームカードをよく混ぜます。 各プレイヤーについたて、色マーカー、投票カード、それにゲームカード4枚を配ります。 スタートプレイヤーを決め、任意のマスに自分のマーカーを2つ置きます。スタートで置く場合は自分のも含め、マーカーを隣接する場所に置くことは出来ません。 各プレイヤーは手番に3ポイントのAPを使用し、国王だとこれに加え徴税が行えます。国王はゲームスタート時点では誰のものでもなく、最初に砦1つと都市1つを作ったプレイヤーが受け持ちます。その後は反乱が成功すると国王は移ります。 最初に国王が誕生したら、山札を切りなおします。 ・徴税:国王のみのアクションで、手番の最初に行うかどうかを決めます。砦1つにつき1点を獲得し、民衆カードをめくって剣ならば山の横に置き、剣のカードは反乱のときに反乱勢力に加勢します。王冠がめくられたら脇にどけておきます。 ・建物を建てる:2AP。自分が支配していて建設可能なマスに、砦や小/大都市、大聖堂を建てられます。 建てる場合は建てられる場所とマスがなくてはいけません。 ・扇動:1AP。民衆カードを3枚めくります。 ・教皇の訪問:1AP。エリアを決め、そのエリアに侵攻することは出来ません。 国王なら反乱が出来ません。 ・カード補充:1AP。カードを1枚引いて手札にします。イベントカードならばその指示に従います。 ・領土拡張:1AP。何マス拡張するかが書かれていて、自分の支配するマスに隣接するマスへマーカーを置きます。 他のプレイヤーの支配マスには置けません。 ・任意の空いたマスを支配する:3AP。ボード上のどのマスでも支配のマーカーを置けます。 ・侵攻:1AP。相手と隣接する建物の建てられていないマスに侵攻できます 侵攻の際、相手の砦の数よりも多くなるような戦闘力のカードをプレイしなくてはいけません。 防御側は停戦で戦闘を終結させたり、待ち伏せで戦闘力のカードを無効化出来ます。 攻撃が成功したら、マーカーを入れ替えます。 ・反乱:1AP。反乱を起こすプレイヤーは、剣の投票カードをプレイして反乱を宣言します。国王は王冠の投票カードを表向けます。 残りのプレイヤーは投票カードで所信表明を準備し、反乱者と国王も任意の枚数のカードを裏向きに準備します。 準備が出来たらカードを公開し、剣の投票カード1枚につき民衆カード2枚めくります。 それぞれを革命時のポイントに換算します。 国王側が勝った場合は大聖堂1つにつき国王は2点/国王側プレイヤーは1点が得点に加算され、剣の民衆カードの半分は場に残されます。 反乱軍が勝った場合は、反乱者は国王となり、砦1つにつき1点/大聖堂1つにつき2点が得点に加算されます。反乱側プレイヤーは大聖堂1つにつき1点のみです。 この場合はすべての民衆カードを切りなおし、1枚めくっておきます。出されたカードは捨て札です。 人数で定められた勝利ポイントが一定の点数に達したら、山札を切りなおす際に下から20枚の中にゲーム終了カードを混ぜます。 ゲーム終了カードをめくったら直ちに終了し、建物1つにつき1点、領土の広さで1位に5点/2位に2点、国王に5点が得点され、最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。 アクションポイントの使い方と、国王を引き摺り下ろして、すこしでも自分が国王になるように努力が要ります。 また砦での戦闘重視か大聖堂の得点重視で好みが分かれます。 他のサイト: The table game which plays happilyでの紹介 |