タイトル 密使
原題タイトル Kurier des Zaren
会社・出版社 Winning Moves
デザイナー C.Knepel, A.Graf
プレイ人数 2-5人
対象年齢 10+
プレイ時間 40分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「密使」は、伝令官を用いて自分の遠い地方からの書状を宮殿に届けることが目的のゲームです。

30ルーブルを宮殿の上に置き、プレイヤーの人数により使用する宿屋を決めます。
各プレイヤーは色を決め、使者12枚をよく混ぜて使者の山にし、1番上をめくって書状と一緒に空いている宿屋の対応する場に置きます。さらにもう1枚めくって使者の山の横に置きます。
使者にはそれぞれタイプがあり、宿屋の決められた場所を使います。

手番になったら、以下のどれかを行います。

1、使者を送る
自分の使者を一番下の村に置きます。置けるのは自分の場に置いてある使者か、めくって置ける使者です。
なお宿屋は4つの部屋のうち、3つまでしか使者を置くことは出来ません。
また自分の場に使者がいない場合は、直ちにめくって自分の場に置きます。

2、書状を渡す。
自分の書状を、同じ村のどの宿屋でもいいので他の使者に渡します。

3、使者を次の村に出発する
自分の使者が満室の宿屋にいる場合のみ、その宿屋から2人の使者のみ次の村に行くことが出来ます。またこの2人は異なる宿屋に移動させ、書状を持っている場合はそれと一緒に移動します。
移動させる2人の使者はその宿屋の使者の部屋の入り方によります。
なお行くべき宿屋が既に満室で、配置できる場所が埋まっていて、異なる宿屋に移動させられない場合、次の土地の宿屋まで飛び越えることが出来ます。

もし一番上の宮殿に移動したら、ルーブルの獲得が目的となります。
使者は使者の山の下に入れられ、書状は番人の場所に置かれます。
書状を番人に渡したら、コインをめくります。コインは3までのものをめくっている限り、続いてめくるかコインを確保し手番を終了します。ただし贋金ををめくったら、その手番のコインは無効になり手番は終了します。

書状を届け、必要なルーブルを集めたらゲーム終了となり、そのプレイヤーが勝ちます。
もし最後までルーブルをめくりきったら、最初に到達したプレイヤーが勝ちます。

前半戦は上に上に使者を移動させ、最後はルーブルめくりとなっています。
使者をうまく宿屋に配置していかなくてはいけません。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介