「ラグーン」は自分の色の真珠をいかだを駆使して火山に捧げるゲームです。いかだの操縦が独特な処理を行っています。 ゲームボードにブリスターで出来た島を組みこみます。外周の島には、同じ色の真珠が複数置かれないように3個の真珠をそれぞれの島に配置します。 各プレイヤーはいかだをいずれかの島に、島の岬に接するように縦横の向きを決めて置きます。手番プレイヤーの右隣のプレイヤーが砂時計をひっくり返し、その間に手番を行わなければ行けません。この間に島にある真珠を3つないし2つをいかだに積みこみます。 いかだはゲームを通じて、2個以上4個以下の真珠を常に積んでいなくてはいけません。 基本的に手番になったら、30秒の砂時計が落ちている間に行動します。まずはいかだの穴からのぞく岩礁を真珠で埋めなくてはいけません。なお、前のプレイヤーが手番終了になった場合、残っている砂時計の時間はボーナスタイムとして使用できます。 いかだはマスに合わせて移動させ、展開や向きの変更は出来ません。いかだの移動の指示は真珠で埋まっていないマスで決められます。もし矢印が真珠で埋められていないと、それらの方向のいずれかに移動を強制させられます。 また岩礁が穴からのぞいた場合、その時点で手番が終了します。 移動以外にも真珠の移し替えも行動です。今ある真珠を自分のいかだの空いている穴に移しかえが出来ますが、このときにも岩礁が見えた時点で手番が終了です。 相手のいかだと辺で接した場合、相手と同じ数の真珠の交換が出来ますが、相手は拒否することが出来ません。手番プレイヤーだけが交換の権利を持ちます。 中央の火山には、自分の色の真珠を移す事が出来ます。真珠を移す段階でいかだの穴から岩礁や矢印が見えたら、その指示に従わなくては行けません。 誰かが人数に応じた真珠を火山に運んだらゲームは終了し、そのプレイヤーの勝ちとなります。 とにかくいかだの操縦テクニックによるところが大きく、やはり多くの真珠を積んでいたほうが効果的に操縦できます。 このため半ば記憶力ゲームとなり、そのために砂時計が効果的にゲームに影響してきています。 なお難易度の高いモードは、まともに動かすことが出来るのか疑いたくなるほどの難しさです。 |