タイトル ランカシャー・レイルウェイズ
原題タイトル Lancashire Railways
会社・出版社 Winsome
デザイナー M.Wallace
プレイ人数 3-6人
対象年齢 13+
プレイ時間 120分
難易度(5段階、易1<難5) 3

「ランカシャー・レイルウェイズ」は、クレヨンを用いてイギリスを舞台にした鉄道網の整備と、それによる輸送を目的としたゲームです。

各プレイヤーは10ドルを受け取り、商品チップを決められた街に配置します。商品成長カードをよく切って山札にします。毎ターン人数より1本少ない路線が売りに出されます。
各ラウンドはそのラウンド1番収入の多かったプレイヤーから始まり、順番に以下の順序で行います。

まず借金が出来ます。ただし次のステップで利子が払えない場合はここで借金をしなくては行けません。利子の返済は額面の20%です。借金は崩したりまとめたり出来ます。
次に路線カードごとに商品成長カードをめくり、そのカードに書かれた街にチップを配置します。
その後、前のラウンドで未完成だった路線が完成し、今回売られる路線が公開されます。
1番目から順番に最後の路線まで競売が行われ、各路線は落札したプレイヤーがお金を銀行に支払って路線を手に入れます。落札した路線を完成させるなら、さいころを振って路線の額面以上なら敷設完了し、届かない場合でも差額を払えば敷設されます。
その後各プレイヤーは順番に、今回路線を買わなかったプレイヤーが商品の搬送が出来ます。商品は5路線を越えて搬送することが出来ず、商品の通過によって各プレイヤーに1ドルが収入記録に書き加えます。
また今度は全員が、順番に同じように商品の搬送を行います。(路線を買わないなら2回搬送を行います。)。
そうしてスタートプレイヤーはさいころを振って市場の損失を決定し、収入記録かを修正します。
各プレイヤーはここで収入を得られます。

最終的に、路線がすべて敷設されれば最後のターンとなり、最終回の収入を得た後に、路線の価値とローンの返済を差し引き、もっともお金を持っていたプレイヤーが勝ちます。

手軽に出来る鉄道マネージメントゲームといったところですが、運営には借金が必要で、効率的に資金と商品を循環させるゲームだと思います。借金の気軽さはマルです。