タイトル ランドロード
原題タイトル Landlord!
会社・出版社 Abacus
デザイナー Friedemann Friese
プレイ人数 2-6人
対象年齢 10+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
入手難

「ランドロード」はアパートの大家さんになり、アパートに借家人を住まわせ、そこから家賃を得るゲームです。
より住みやすいアパートを提供していかなくては行けませんが、招かれざる住人やアパートを巡るアクシデントも多彩にあります。

最初にプレイヤーは5枚カードを持ってゲームを始めます。また刑務所カードは使われるまで脇に除いておきます。

手番には完成しているアパートにおいて、不法居住者がいるかどうかの判定から始まります。もし招かれざる彼らがいる場合、そのアパートから別のアパートに、最も高い家賃を払う借家人が引っ越していきます。もし自分のアパートに空室がない場合、その借家人は他プレイヤーのアパートに引っ越します。引越し先がないと捨て山に行きます。
その後にカードのプレイです。基本的にアパートを作る場合、手札を裏向けにして部屋を作ります。最後に屋根カードにて屋根を作れば、そのアパートは完成で借家人がそこに住めることが出来ます。既に完成した建物でも、改造をすることができます。また完成したアパートには、階数の条件に応じて借家人を住まわせることが可能です。
カードにはそれ以外にも、アクションカードで他のアパートにちょっかいを掛ける事が出来ます。他のアパートを破壊したり、借家人を引っ越させたり、住人を殺害することも可能ですが、それらのカードをカウンターするカードもあり、最悪の場合警察沙汰になることもあります。
カードをプレイした後、アパートに住む借家人から決められた家賃を得ます。この家賃の金額からカードを買えますが、5枚までは1枚を金額1で買えるものの、5枚を越える分は金額2で1枚を買うことになります。

なお、爆破や殺人における警察ですが、アリバイカードや評決カードによってかわすと、隣のプレイヤーに容疑がかかります。容疑を晴らすことが出来なかったプレイヤーは刑務所に送られ、家賃収入が大きく落ち込みます。刑務所からは5ドルを払うことで保釈されます。
最終的に山札が1回(5人以上の場合は2回)切れた時点で、もっとも稼いでいた大家さんが勝ちます。

このゲームは自分に都合のいい住人を招き入れ、シビアに家賃を稼いでいく必要があるでしょう。また特殊能力を持つ住人をうまく活用することもポイントかもしれません。
あとはカードを何枚買うかや、他プレイヤーのアパートに対しての介入も面白いと思います。ただしカードの文字が細かいので、なかなかそのあたりが受けないかもしれません。