タイトル ラスト・チャンス
原題タイトル Last Chance
会社・出版社 Ravensburger
デザイナー McGuire Brothers
プレイ人数 2-6人
対象年齢 12+
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 2
絶版

「ラスト・チャンス」は、サイコロの特定の組み合わせを既定回数以内に出してお金を稼ぎます。

7回ゲームが行われますが、始めに挑戦権を獲得するために競りが行われます。競りで一番高い金額を言ったプレイヤーか、各プレイヤー1回だけ行える「ラストチャンスコール」にて挑戦権を獲得します。挑戦者は宣言した金額を出して、指定回数以内に提示された組み合わせを作ります。ここで挑戦権を獲得できなかったプレイヤーは、この挑戦が成功するか失敗するかを予想することが出来ます。

そこに書かれた回数以内に完成させたら、宣言した金額を戻し、そこに書かれている賞金といまのカードを獲得して、次のカードをめくります。失敗したら、宣言した金額を払って現状維持のままで新たな挑戦者を決めるために、再び競りを行います。また予想をしていたプレイヤーも、その結果にしたがって掛け金のやり取りを行います。
最終的に7枚のカードが使われたらゲーム終了です。最低1枚カードを持っていて、その中で一番金額を持っていたプレイヤーが勝ちです。

自らのダイス運を競り上げていく部分と、挑戦権を持つプレイヤーと結果を予想するプレイヤーの2層に分かれた勝負がここにあります。シンプルなダイスゲームですが、いろいろな要素が絡み合っている隠れた名作です。