タイトル リミット
原題タイトル Limits
会社・出版社 Amigo
デザイナー U.Rosenberg
プレイ人数 2-6人
対象年齢 8+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 2
2001年10位

「リミット」はカードプレイとハッタリをうまく利用したカードゲームです。

リミットカードをよく混ぜ、プレイヤーの人数に応じた枚数の山札とします。リミットカードには5つの色と数字が書かれていて、文字通り各色のこの枚数がリミットを示します。
カラーカードはよく混ぜて、各プレイヤーは5枚ずつ手札にし、残りは山札にします。

ゲームはラウンド制で進みます。
最初にリミットカードを表向け、各色が何枚まで出せるかを表します。その後に各プレイヤーは、その色のリミットの枚数水増しするため、手札から1枚裏向けにしてカラーカードを伏せておきます。

ラウンドの最初のプレイヤーから順番に、手札からカラーカードを1枚出すか、手札4枚をメルドするか、他プレイヤーに対してチャレンジできます。

手札からカラーカードを出す場合は、ただ単にカードを1枚プレイするだけです。プレイしたあと補充を忘れた場合は、手札は少ない枚数でプレイを続けます。
もし手札のカードがすべて同じ色ならばメルドを宣言します。この場合は2枚をプレイし、2枚は山札に行きます。その後手札として4枚補充します。これにより1点獲得できます。
いずれの場合も、プレイされた山札を覗くことは出来ません。

もし他プレイヤーの出したカラーカードがリミットを越えていると思ったときは、そのプレイヤーに対してチャレンジできます。チャレンジの前にプレイヤーが伏せたカードを公開し、その枚数だけリミットを水増しさせます。
そのプレイヤーがプレイした色とリミットを比べ、リミットを越えていたらカラーカードをプレイしたプレイヤーに-2点、チャレンジを行ったプレイヤーに1点が与えられます。もし越えていなければ、カラーカードをプレイしたプレイヤーに1点、チャレンジを行ったプレイヤーに-2点が与えられます。
リミットカードの裏には-2と書かれていますので、これを受け取ります。そして、次のラウンドのリミットカードを表向けます。

このようにゲームを続けていき、最後のリミットカードまでゲームが進んだら終了し、得点を合計して最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。

手札のメルドは、場に2枚増やしてしまうのでひょっとすると命取りになりかねません。ハッタリのゲームよろしく、思わせぶる必要があるようです。