タイトル ロスト・シティ
原題タイトル Lost Cities
会社・出版社 Kosmos
デザイナー Reiner Knizia
プレイ人数 2人
対象年齢 10+
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 2
1999年4位

「ロスト・シティ」は、5つの秘境に向かう探検隊の活躍をモチーフにした、2人用の対戦ゲームです。

最初にボードを広げて、8枚のカードを配ります。カードには2から10とスポンサーカードが数枚あり、5色(火山、海底、エジプト、ジャングル、冬山)の探検地点があります。

手番になったら、手札から1枚だけ場に出します。それは捨て札でもいいですし、自分の場に出して探検地点に探検に入っても構いません。

捨て札の場合は、同じ色の捨て場の上に捨てて行きます。
5つそれぞれの探検は、探検地点に出発したら必ず既に自分の場に出したカードよりも数値が大きいカードではなりません(たとえば、6の上には7以上という感じです)。なおスポンサーカードは探検の効果を増幅させる効果があり、まだ数字カードを出していない探検に対して1枚ずつですが何枚でも出すことが出来ますが、もう探検に出てしまった場合には、このカードを出すことは出来ません。

その後、1枚のカードを引きます。カードを引くときは、山札から1枚カードを引いてもいいですし、各色の捨て札の山に捨てられている、一番上のカードを手札に入れても構いません。手札は手番の終わりには常に8枚です。

山札がなくなった瞬間にゲームが終了します。得点は探検に出向いた地点には、初期ポイントの-20より、出していったカードの数値を足していきます。探検の準備をしなかった地点は常に”0”です。またスポンサーカードは初期ポイントやカードのポイントを倍数を+1していきます(3枚つくと4倍)。またある冒険地点に8枚以上カードが使われると、20点のボーナスがつきます。
こうして得点の高いほうが勝ちです。これを3回やるとシリーズゲームとなります。

探検隊への資金援助の苦しさや、先へ進めるかどうかの緊張がありますが、自分が探検隊を率いているというよりも、ドキュメンタリー番組のタッチで進みます。
「容赦の無い猛烈な熱気と硫黄臭が、探検隊に襲いかかる!」
「ついに我々は、燃え盛る噴火口近くに、太古の儀式跡であるストーンサークルを発見した!!」(田中信夫ボイスで)