タイトル ルイ十四世
原題タイトル Louis XIV
会社・出版社 alea
デザイナー R.Dorn
プレイ人数 2-4
対象年齢 12+
プレイ時間 100分
難易度(5段階、易1<難5) 4
「ルイ十四世」は、太陽王の近親者に対して影響力を及ぼし、宮廷での陰謀を張りめぐらせるゲームです。

12枚の有力者タイルを格子状に並べ、密命チップを種類ごとに分けて対応する有力者タイルの開いた場所に配置します。
紋章の盾はよく混ぜて裏向きに置き、ルイ金貨は額面ごとに分けて置きます。
ルイ十四世を準備し、収入カード/陰謀カード/影響カード/密命カードをよく切って種類ごとに置きます。密命カードは3種類に分かれます。
各プレイヤーは、決められた影響マーカーとルイ金貨を持ち、密命カードは空色と青を1枚ずつ持ちます。
スタートプレイヤーを決め、影響マーカーを供出分にスタート順位したがって準備します。

以下の流れでゲームを行います。

フェイズ1:収入
収入カードを1枚めくって、各プレイヤーは提示額を得ます。ルイ十四世を移動させます。
その後、既に満たされた密命で、収入フェイズで効果のあるものを実行します。
最後に各プレイヤーは、影響カードを5枚ずつ引いて手札にします。

フェイズ2:影響カード
スタートプレイヤーから順番に、手札から影響カードを1枚プレイし、以下のどちらかを行います。3つの影響マーカーを取って以下のどちらかにします。、
・影響マーカーの配置:そのカードに対応する有力者タイルに配置します。その後隣接するタイルに移動させることができますが、必ず元にいたタイルには1つ影響マーカーを残さなくてはいけません。
・供出分の影響マーカーを、自分の在庫に戻します。
これを各プレイヤーの影響カードがなくなるまで続けます。

フェイズ3:評価
1番の有力者タイルからはじめて、順番にどのプレイヤーが報酬を受け取れるかを判定します。
報酬を受け取る方法はタイルによって変わります。
・金貨の権利は、トップは無償で報酬を得られますが、それ以外のプレイヤーは金貨を払って報酬を買います。影響マーカーは所定の場所に移します。
・首位の権利は、トップは報酬を得られますが、それ以外のプレイヤーは何も得られません。影響マーカーは所定の場所に移します。
・影響マーカーの権利は、要求される数以上の影響マーカーが置かれていたら報酬を得られますが、そうでないプレイヤーは何も得られません。影響マーカーは所定の場所に移します。
ルイ十四世がその有力者タイルにいるならば、そのタイルは効果が変化します。
最後に、報酬が支払わる有力者タイルは裏返します。

フェイズ4:密命
スタートプレイヤーから順番に、密命カードを完遂させることができます。必要な密命チップを支払って、密命カードを表向けます。
密命カードをプレイしたら、3つある密命カードの山札からカードを引きます。可能ならば再び密命チップを支払ってプレイできます。このように密命チップを支払い続けられる限り、密命カードはプレイ可能です。
手番の最後には、プレイヤーは密命チップは1枚だけ、ラウンドをまたいで持ち続けることができます。捨てられる密命チップは、紋章の盾に変換されます。

4ラウンド終了すると、ゲームは終了します。
プレイヤーは持っている影響カードや、未使用の陰謀カードや密命チップ、有名人タイルに置かれている影響マーカー、ルイ金貨が3枚につき、紋章の盾を1枚引けます。
プレイヤーは紋章の盾を公開して、種類ごとに並べます。各種類で最も多く持っているプレイヤーは、さらに紋章の盾を引きます。
紋章の盾を1枚1点とし、完遂した密命カードは1枚5点として、もっとも点数の高いプレイヤーが勝ちます。

最初はややとっつきにくいですが、手順を覚えれば簡単でしょう。
影響マーカーとカードプレイの陰謀系のゲームとして、楽しめると思います。