タイトル M
原題タイトル M
会社・出版社 Abacus
デザイナー M.Schlegel
プレイ人数 2-6人
対象年齢 10+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
絶版

「M」は、色と形と数字を隣接させることで、隣のプレイヤーからポイントを獲得し、条件さえ揃えば決算によって、もっと大きな点数を獲得するチャンスがありますが、5色のうち2色しか点数にしかならないシビアなパズルゲームです。

各プレイヤーはチップを6枚持ちます。決算時に使うマーカーは脇にのけておき、90枚のカードはよく混ぜて人数に応じた枚数だけを残し、あとは箱に戻します。 5枚をめくって、M字型に配置します。

カードには、色と形と数字が記されています。これをうまく隣接させて、相手プレイヤーからチップを獲得していきます。
手番になったら、既に置かれているカードに隣接するようにカードを1枚置きます。この時隣接するものが、どのカードに対しても最低でも色/形/数字のうち、1つの要素が同じものでなくてはいけません。
カードを置いたら、山札から1枚カードを補充します。

カードを置いた際に、複数枚以上のカードに隣接するようにカードを配置できたら、接する枚数-1枚だけのチップを右隣のプレイヤーから得られます。もしその相手にチップが充分にない場合は、さらにその右隣からと言う具合にチップを獲得できます。
なお、カードを置きたくない場合、もしくは置けない場合はパスが出来ますが、1枚のカードを山札と公開し、さらに左隣のプレイヤーにチップを渡します。

カードを置くエリアは6x6の範囲と決められています。場合によっては隣接させられるにもかかわらず置けない場所が発生します。この6x6の範囲は決算の条件に大きく関係します。
カードを配置した列が間なく5枚もしくは6枚カードが並び、配置したカードがその列で隣接する要素が2つ以上で一致した場合に決算が起こります。
決算が起こった場合は決算マーカーでその列を示し、右隣のプレイヤーからチップを貰った後、決算列にあるカードから、決算を起こしたプレイヤーから順番に1枚ずつカードを取っていきます。この時カードを取った後に縦横でつながるようにカードを取っていかなくてはいけません。カードを取れなくなったら決算は終了します。

このようにゲームを続けていき、カードがなくなった時点で次の決算が起こったら、それを解決してゲーム終了です。
各プレイヤーは決算で獲得した5色あるカードの内2色をプラスポイント、残りをマイナスポイントにします。またチップは1枚10点です。
最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。

エリアの広さを良く考えて、また決算の順番の綾をうまく考えるゲームです。思ったようにパズルライクなゲームですが。チップの奪い合いは熾烈です。