2002年10位 「マジェラン」は、大航海時代の国王となり、投資した探検家の功績をもとにお金を得るゲームです。 ボードを配置した後、各プレイヤーは船6隻と、お金カードを1から9まで1組持ちます。残りのお金は山札にします。 探検家カードはフェイズの種類ごとに混ぜ、フェイズ2とフェイズ3のカードは山札を組んでおきます。スタートプレイヤーは競売人の証として、探検家カードを1枚引いて提示しておきます。 探検家カードの裏にはフェイズの番号が書かれていて、ボード上のフェイズに対応しています。 ボード上のそれぞれの探検家のマスにはフェイズ終了時にもらえるお金、得点計算時に入る点数を示す王冠、プレイヤーが船を置くか進めたときに行うアクションが書かれています。 探検家のカードを1枚めくり、順番にこの探検家に対して入札するかどうかを決めます。パスをしたらその入札には参加できません。競り落としたプレイヤーはその探検家を裏向きに手前に置きます。 そのとき競り落とした探検家がフェイズ1であれば、フェイズ1のマスに船を置きます。 それ以降のフェイズでその探検家を競り落とすためには、それより前のフェイズで既にその探検家を落札していなくてはいけません。誰も入札しなかった探検家カードは箱に戻します。 探検家はフェイズごとに、アクションを行うことが出来ます。 それぞれのフェイズが落札されるまで繰り返されます。各フェイズの終わりにお金カードを新たに受け取ります。 各探検家のアクションはボードの向きによって異なります。 基本ゲームでの能力は大まかに以下のとおりです。 コロンブス:フェイズ1で競りに対して1回の拒否権を与えます。 ピサロ:標準ルールだとボーナスは無いですが、発展ルールだとボーナスポイントが設定されます。 マジェラン:入札後にカードを追加で使うことで、王冠の点数をマジェランの数だけ倍にします。 マルコポーロ:フェイズ1と2の終了時に、船の数に応じてお金カードを交換できます。 バスコダガマ:入札時にお金カードを補充できます。 クック:入札額を支払った後に手札を公開して、フェイズの終わりに公開されたカードを回収できます。 フェイズ3の最後の競りの後、得点計算を行います。 そのプレイヤーのいるマスの王冠の数字に、お金カードにある王冠の数字を足して最も点数の高いプレイヤーが勝ちます。 それぞれの探検家の特性をよくつかんでいなくてはいけません。 競りを続けていく間にふるいにかけられているので、面白い感覚の競りゲームだと思います。 |