「マネージャー」は、株式取引で財産を得たり、工場の設備投資で原価を下げたりしながら、品物を売る、複層的なマネジメントゲームです。 プレイヤーには最初、自社の株4枚が渡され、最初の株価は1000からはじめます。 このゲームは価格付けからはじまり、最初原価5000の製品をいくらで市場に流すかからはじめます。全員で売価を公開し、自分より安い価格より1000だけ高い製品は売ることが出来、販売功績によって自社の株が上昇します。逆に高すぎる製品は売却できずに株価を下げてしまいます。 次に、株や工場を売買出来ます。自社株を含め、どの会社の株券も売買の対象になり、たとえ自社株を1枚も持っていなくても構いません。株の売買はすべて株価ボードの価格でやり取りされます。また工場は1件5000の価値があり、工場1件につき原価を500下げることが出来ます。また工場は売ることも可能です。 最終的に誰かが工場10件建てたところでゲームは終了。その時点での総資産がもっとも多いものが、このゲームの勝者です。 シビアなマネジメント展開がこのゲームには待っています。価格競争やダンピング、また株の仕手戦相場などをうまく読みきり、価格決定をうまくやっていく必要があるでしょう。 |