「マレ・ノストルム」は、古代文明のリーダーとなって、自分の領土から税金や産物を獲得し、それによって交易や征服をおこなって富国強兵を目指すゲームです。 各プレイヤーは、自分の色の軍船/軍団/要塞/支配マーカーを受け取ります。 ゲームに必要なキャラバン/都市/市場/神殿などのトークンを準備し、各プレイヤーは文明を1つ選んでその初期配置に従って自分のコマやトークンを配置します。 もし中立があるならそれも準備します。 また商業支配者/政治支配者/軍事支配者のカードもあらかじめ担当プレイヤーに配ります。 各ターンは以下の進行によります。 ゲームの途中、商業支配者/政治支配者/軍事支配者の担当者は、支配したエリアのトークンや軍船/軍団、神殿/都市などの数によって、担当プレイヤーが替わります。 1、商業フェイズ ・収入:最初に各プレイヤーは、支配下か軍団のいる都市かキャラバンのあるエリアから税金/指定された産物の資源カードをそれぞれ獲得できます。 ・取引:次に商業支配者は交易の枚数を指定し、各プレイヤーはその枚数の資源カードを伏せて出しいっせいに公開します。 商業支配者から他プレイヤーの資源カードを選んでいき、カードを選ばれたプレイヤーが次に選んでいきます。 もし最後にカードを選んだプレイヤーが1枚少ないときは、商業支配者がそのプレイヤーにカードを1枚選んで渡します。 2、建設フェイズ 政治支配者が、建設フェイズの順番を決定します。 順番が来たら、建設条件に必要なカードのセットを支払って、それらのコマやトークン、ならびにカードなどを購入します。 その場合、税金は税金カードのみで支払い、産物カードはそれぞれ1枚ずつ、支払うのに必要となります。 支配マーカーは前の手番で自分の支配マーカーの隣接する場所でなくてはならず、支配マーカーを置いたエリアには同じ手番で他のものを建設できません。 それぞれの都市/キャラバン/市場/神殿はそれぞれエリアに1つしか建てられません。 紛争状態のエリアには首都を除き建てられません。 カードを買ったら、その効果を直ちに発揮させることが可能です。 3、軍事フェイズ 軍事支配者は、軍事フェイズの順番を決定します。 順番が来たら、最初に移動を行い、同じエリアに異なる色のコマが入っていたら戦闘になりえます。 ・移動:最初に軍船から移動します。軍船を作ったばかりの場合は陸から隣接する海域に移動させます。それ以外の場合でも隣接する海域に移動できます。なお同じエリアに異なる色の軍船同士がいたら戦闘することが可能です。 軍船が解決したら、次に軍団を移動させます。国境線か軍船の接続を経由して隣接するエリアに移動できます。同じエリアに異なる色の軍団同士がいたら戦闘になります。 ・戦闘:全ての戦闘は1ラウンドのみです。そのエリアにいる自分のコマの個数だけサイコロを振り、さまざまなボーナスを適用した後に、出目で5ごとに相手のコマを1つ除去します。このとき要塞は6を振ったものとみなし、除去の際に優先的に目標になります。 戦闘の後にお互いのコマが残っていたら、そのエリアは紛争状態となり、コマをこのエリアに動かすことは出来ますが、首都を除いてトークンなどを配置できなくなります。 戦闘が解決して勝ち残ったプレイヤーは、そのエリアのトークンを1つ除去するか、軍団コマを配置してそのエリアのトークンを1つ占拠するか、そのエリアの支配マーカーの上に軍団コマを置いてエリアを支配する準備ができます。 これを繰り返し、ピラミッドのカードを購入するか、英雄カードと7不思議カードのうち4枚を支配すると、そのプレイヤーの勝ちとなります。 最初によく国を豊かにする必要があります。 交易で産物を獲得するか、税収をしっかり期待するか分かれるかもしれません。 ですが、戦闘は水ものなので、出目に泣かされることもあるでしょう。 他のサイト: The table game which plays happilyでの紹介 |