「マリノグランデ」は、洋上の自分の船を操り、イベントカードや相手からアーティファクトを集めるゲームです。 最初に14枚の海洋カードを並べ、プレイカードをよく切って手札を6枚持ちます。またイベントカードの山札もよく切っておきます。 なおこのゲームでは、プレイカードとイベントカードはデックとなりますので、TCG(トレーディングカードゲーム)のように改造するのも可能です。 手札調整フェイズ: 手番が来たら、まずいらないカードを何枚でも捨てて、手札を6枚になるように補充します。 アクションフェイズ: 手札からアクションカードをプレイできます。このアクションカードは”メイン”と指定されたカードをプレイし、キャラクターをサポートしたり、特殊な効果を及ぼすことが可能です。 雇用フェイズ: このフェイズでは雇用ポイントが2になるまで、手札から船員を自分の船雇えます。ただし船に乗れる船員の数は4人までです。 操船フェイズ: 手札から星座カードをプレイして、原則として隣接する目的の海域に移動出来ます。もし星座カードがプレイできない場合は、現在の海域に書かれている向きに漂流を余儀されます。 このときその海域にイベントカードが配置されていなく、どこかに配置されるような指示が海域カードに記されていた場合、その海域に自分のイベントカードを対応する海域に置きます。 もしその海域にイベントカードが置かれていたら、それを公開して条件が整っていれば名声点を獲得できます。条件が揃わなければ捨て札となります。中には2点3点という高得点が獲得できるイベントカードがあります。 なお、相手側の船がある海域に侵入した場合は、戦闘が起こることになります。 戦闘: 戦闘には、船員が4人に満たない船に対しては、援軍として1人だけ雇用ポイントが1以下の船員を出すことが出来ます。 その後、”戦闘”と書かれた、戦闘時に使える条件がそろったアクションカードをプレイしたり、船員の特殊行動を宣言ます。複数のアクションが出された場合、カウントダウンの早いものから処理します。 最終的にアクションに加わらなかった船員は、相手の船員と白兵戦を行います。1人の船員に対して2人の船員をマッチアップさせることが出来ます。 いずれのタイミングも、ダメージは一切蓄積せず、耐久力以上のダメージを一撃で受けた場合に、交戦した船員は捨て札になります。 なお、どちらかが全滅するか戦闘不能になるまで戦闘は続きます。 攻撃側が戦闘で勝った場合、相手から名声点を獲得します。 負けた防御側は本拠地まで撤退しなくてはいけません。攻撃側が負けた場合は、攻めこんだ元の海域に撤収します。 最後に、いらないカードを何枚でも捨てて手札を6枚になるまで補充し、相手の手番に移ります。 これを繰り返していき、イベントカードの山が無くなるか、プレイカードがなくなるか、どちらかのプレイヤーが3ポイントの名声点を獲得したプレイヤーが勝ちます。 非常に良くてきた海戦ゲームで、実際に海原に進んでいるという錯覚にとらわれるかのようなゲームです。 相手とのイベントカードの駆け引き、船に乗り込ませるクルーの質も重要です。 |