タイトル マリノグランデ
原題タイトル Marino Grande
会社・出版社 --
デザイナー Y.Ikeda, H.Yasuda, Group SNE
プレイ人数 2人
対象年齢 10+
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 3
入手不能

「マリノグランデ」は、洋上の自分の船を操り、イベントカードや相手からアーティファクトを集めるゲームです。

最初に14枚の海洋カードを並べ、プレイカードをよく切って手札を6枚持ちます。またイベントカードの山札もよく切っておきます。

なおこのゲームでは、プレイカードとイベントカードはデックとなりますので、TCG(トレーディングカードゲーム)のように改造するのも可能です。

手札調整フェイズ:
手番が来たら、まずいらないカードを何枚でも捨てて、手札を6枚になるように補充します。

アクションフェイズ:
手札からアクションカードをプレイできます。このアクションカードは”メイン”と指定されたカードをプレイし、キャラクターをサポートしたり、特殊な効果を及ぼすことが可能です。

雇用フェイズ:
このフェイズでは雇用ポイントが2になるまで、手札から船員を自分の船雇えます。ただし船に乗れる船員の数は4人までです。

操船フェイズ:
手札から星座カードをプレイして、原則として隣接する目的の海域に移動出来ます。もし星座カードがプレイできない場合は、現在の海域に書かれている向きに漂流を余儀されます。
このときその海域にイベントカードが配置されていなく、どこかに配置されるような指示が海域カードに記されていた場合、その海域に自分のイベントカードを対応する海域に置きます。
もしその海域にイベントカードが置かれていたら、それを公開して条件が整っていれば名声点を獲得できます。条件が揃わなければ捨て札となります。中には2点3点という高得点が獲得できるイベントカードがあります。
なお、相手側の船がある海域に侵入した場合は、戦闘が起こることになります。

戦闘:
戦闘には、船員が4人に満たない船に対しては、援軍として1人だけ雇用ポイントが1以下の船員を出すことが出来ます。
その後、”戦闘”と書かれた、戦闘時に使える条件がそろったアクションカードをプレイしたり、船員の特殊行動を宣言ます。複数のアクションが出された場合、カウントダウンの早いものから処理します。
最終的にアクションに加わらなかった船員は、相手の船員と白兵戦を行います。1人の船員に対して2人の船員をマッチアップさせることが出来ます。
いずれのタイミングも、ダメージは一切蓄積せず、耐久力以上のダメージを一撃で受けた場合に、交戦した船員は捨て札になります。
なお、どちらかが全滅するか戦闘不能になるまで戦闘は続きます。
攻撃側が戦闘で勝った場合、相手から名声点を獲得します。
負けた防御側は本拠地まで撤退しなくてはいけません。攻撃側が負けた場合は、攻めこんだ元の海域に撤収します。

最後に、いらないカードを何枚でも捨てて手札を6枚になるまで補充し、相手の手番に移ります。

これを繰り返していき、イベントカードの山が無くなるか、プレイカードがなくなるか、どちらかのプレイヤーが3ポイントの名声点を獲得したプレイヤーが勝ちます。

非常に良くてきた海戦ゲームで、実際に海原に進んでいるという錯覚にとらわれるかのようなゲームです。
相手とのイベントカードの駆け引き、船に乗り込ませるクルーの質も重要です。