タイトル マヤ
原題タイトル Maya
会社・出版社 Abacus
デザイナー B.Einstein
プレイ人数 3-5人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
2004年推薦

「マヤ」は、マヤ文明のピラミッドの現場監督となり、ピラミッドを建設して支配者からより多くのお金を獲得するゲームです。

プレイヤー人数に合わせた石切り場のタイルを中央に置き、石切り場の上側に対応するタイルを並べます。ピラミッドを4枚を並べます。
各プレイヤーは作業員カードとその色の資材を2つ持ち、順番に自分の資材をピラミッドの最下段に1個ずつ配置します。残りは色ごとにまとめておきます。
コインは脇に準備します。

ゲームは以下の流れによります。

1、作業員配置
スタートプレイヤーから順番に、自分の作業員カード1枚を任意の石切り場に伏せて配置するか、パスするかします。
石切り場の最初に置かれるカードは、価値の低いものしか置くことは出来ません。
またそれぞれの石切り場にはプレイできる枚数が限られます。
石切り場で獲得した資材は、残ったカードによって配置する数が決められますので、これ以上プレイする必要がなければパスになります。
パスをするとそれ以上カードをプレイできません。
すべてのプレイヤーがパスをすると、作業員配置は終わって資材の分配になります。
一番右側の石切り場から判定をし、-3の効果も加えてプレイしたカードのポイントを比べます。
もっともカードの合計の高いプレイヤーから順番に、順位に応じて石切り場で指定された資材を獲得でき、さらにトップのプレイヤーはタイルの権利を獲得します。
タイルはマーカーの配置にかかわるもの、-3の無効、後のピラミッド建設に有利に働くものがあります。
最後に石切り場で獲得した資材の数が、残った手札の範囲内かを判定し、もし越えていたらその数に調整します。

2、ピラミッドの建設
スタートプレイヤーから順番に、任意のピラミッドに資材を最下段から順番に配置できます。次の段には下の段がすべて配置されていることに加え、自分の資材が1つは配置されていないと置くことは出来ません。
通常は1個ずつ配置できますが、資材を1つ捨てることで2つ配置することができます。
またある段がすべて埋まった時点で判定を行い、単独でもっとも多くの資材を置いたプレイヤーが、その上の段に資材がなければ追加で配置できます。
なお置きたくても置けなくなってしまった場合は、資材を放棄する代わりにゴールド1枚をもらえます。

3、ゴールド分配
資材の配置が終わったら、ピラミッドの決算にてゴールドを分配します。
ピラミッドの各段において、多数の資材を置いていたプレイヤーには、その順位に応じてゴールドを獲得できます。
ゴールドを獲得したあと、ピラミッドの各段においてゴールドを獲得したプレイヤーは、その段の資材を1つ取り除きます。またその段の資材がなくなった場合、その上の資材も失われます。
その後、作業員カードを戻し、スタートプレイヤー以外のタイルを戻します。

これを3ラウンド繰り返し、もっともゴールドを獲得したプレイヤーが勝ちます。

ピラミッドは協力して建てていかなくてはいけません。
崩れやすいものでもあります。
マヤといってもマヤ文明であって、パリコレ出身の林マヤや、ZIPナビゲーターの渡辺摩耶でもありません。

他のサイト:
The table game which plays happilyでの紹介