「メックウォリアー・ダークエイジ」は、32世紀の未来におけるロボット同士の戦争を表した、メイジナイトのアイディアを生かしたコレクタブルミニチュアウォーゲームです。 このゲームに使われるミニチュアには3種類あり、車両ユニット、歩兵ユニット、メックユニットがあります。このうち車両ユニットと歩兵ユニットはメイジナイトと同様ですが、メックユニットはこれに加えて兵装によるダメージの違いと、冷却を表す熱ダイヤルがあります。 いずれもダイヤルに能力情報が書かれていて、ダメージを受けたりするたびに能力が変化していきます。 最初に編成ポイントを決めてユニットを構成し、スタートエリアに配置します。その後プレイエリアに障害物を配置していきます。 手番プレイヤーは、編成ポイントに応じてポイントが与えられ、その回数だけ命令を出すことが出来ます。 これによって、1つのユニットを移動させるか、1つのユニットが射撃戦を挑むか、1つのユニットが接近戦を行なうか、メックユニットならば冷却を選ぶことが出来ます。なお同じユニットに続けて行動を起こさせる場合は、その車両ユニットや歩兵ユニットならばは1ダメージを受け、メックユニットならば熱を受けます。またユニットによってはそれぞれの行動に対して特殊な効果をもつユニットもいます。 移動はダイヤルで示された現在の移動力によって決められます。そこに示された距離をインチメジャーで計測し移動します。なお障害物や他のユニットで遮られている場合は、そこの間は移動できません。 メックユニットは駆け足を行って移動力を倍にすることが出来ますが、これによって熱を受けることになります。メックユニットは熱がたまると自動的に行動不能になるため、冷却を行う必要があります。 射撃戦はエネルギーと砲弾の2種類があります。射程内のユニットに対して射撃が出来ますが、接敵している場合はその目標に対してのみ射撃をすることが出来ます。 射撃はメインとサブのどちらの攻撃をするかを選び、射手の正面からその射程内の斜線が直線で通っていることが必要です。また射撃数を越えて射撃することが出来ません。 射撃が可能ならば、ダイヤルで示される攻撃力とサイコロを足して、相手の防御力以上であれば、ダメージを与えます。 同じ軍隊で斜線が通っていれば、接しているユニットで目標に対して1つの射撃として攻撃できます。この場合に2を振ると最初に攻撃したユニットが1ダメージを受けます。 接近戦は接敵した相手に攻撃し、サイコロ3個と攻撃力を足して相手の防御力以上であればダメージ数に応じたダメージを与えます。また相手を攻撃する代わりに、捕獲することも可能で、その場合相手の防御点が3点上昇します。これに成功した場合は捕虜となります。 メイジナイトと異なり、体当たりや突撃、急降下などの特殊攻撃が出来ます。 地形効果を出すことが出来ます。色紙を藪とする場合、藪を横切る場合は横切った時点で移動が終了します。またこの地形にいれば、移動力を犠牲にしますが、射撃戦に対しての防御力が上がります。 最終的にはダメージを受け続け、ダイヤルに破壊や死亡のアイコンが出たら、除去されます。 死亡したユニットのポイントは、他プレイヤーに対しての得点となります。それに自分の生き残ったメックユニットなどの点数を加算し、最も得点の高いプレイヤーが勝ちます。 メックウォリアーがフィギュアゲームとして復活しました。 やはり冷却などの対応に迫られそうです。 |