タイトル メリディアン
原題タイトル Meridian
会社・出版社 Piatnik, Vinice Connection
デザイナー L.Colovini
プレイ人数 2-4人
対象年齢 10+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
入手難、絶版

「メリディアン」は、島により多くの守備隊を配置し、その島の支配権を得るゲームです。

プレイヤーの人数によって使用する面が異なります。ボードには島が書かれていて、それらには首都と都市が書かれてた列があります。
プレイヤーは1色を選び、対応するカードのセットと20個の塔の形をした駒を持ちます。カードはよく切って上から2枚を表向きにめくります。

手番になったら、めくられているカードのうちどちらかを選びます。カードの数字はどの列に自分の塔を置くかを示します。
塔と守備隊は駒で判定します。塔は積み重ねで高さを決め、守備隊としての価値は小都市1点/首都2点です。

塔を置く場合は、任意の空いている都市に配置することが出来ますが、その列に最初に置く場合は2段以上で、1つの列にある塔は異なる段数でなくてはいけません。また1人のプレイヤーは1列に1つしか塔を配置できません。さらに低い段の塔はより高い段の塔より上手には配置できず、逆に高い段の塔はより低い段の塔より下手には配置できません。
なお、既に塔のある都市に配置し、先にあった塔の高さと比べ、自分が高ければ上手に、低ければ下手に塔を押し出すことができます。ただし塔を配置できるだけの空いたマスがなければいけません。
既に自分の塔が置いてある列を選んで置いた場合、先に置かれていた塔は、取り除いて手元に取っておくか、段数を変えて違う場所に新たに配置しなおすことが出来ます。

また、プレイできない/したくない場合(必要な塔の駒を持っていない場合など)は、パスとなり1枚捨てるだけとなります。

手番が終わったら、山札からカードを1枚めくり、次のプレイヤーの手番となります。

すべてのカードが使われたらゲーム終了です。
ボード上の島について都市1/首都2で価値を比べあい、それぞれ最も多い価値の守備隊を置いたプレイヤーがその島を獲得します。同点では誰のものにもなりません。自分の獲得した島につき都市1つで1点として得点を計算します。
合計ポイントの高いプレイヤーが勝ち、同点なら駒をより残したプレイヤーの勝ちです。

思ったよりもカツカツになります。このあたりは完全情報ゲームの感覚です。島はいくつかの列に渡っている場合があるので、目的の島をうまく獲得する必要があります。