タイトル ミノス
原題タイトル Minos
会社・出版社 Ravensburger
デザイナー Jean Vanaise,Jean Claude Sohier
プレイ人数 2-4人
対象年齢 16+
プレイ時間 150分
難易度(5段階、易1<難5) 4
1992年7位
絶版

「ミノス」は、地中海沿岸を舞台にした、クレタのミノア文明を中心としたゲームです。

Ravensburgerには珍しい、コンフリクトな国獲りゲームです。
このゲームは6個サイコロを振って行動権を決めていきます。それぞれの目には、軍人、商人、建築士、移動と割り当てられていて、効果を増やす目とか、ワイルドの目もあります。このサイコロは3回振れ、気に入らない目を振りなおすことも可能です。
港に上陸したり陸で港についたら、建築士の目で街の建設が行えます。建設によって商人の目が出たときの効果が上がったり、軍隊/水兵の駐屯所を作って、徴兵が行えます。このゲームは建築物が得点となります。
街は最終的にメトロポリスまで成長し、メトロポリスは得点が2倍換算になります。

戦闘ですが、これもサイコロです。各軍勢とも6個のサイコロを1回振り、効果を判定します。もし出た結果が気に入らなければ、通常時に軍備の目が出たときにもらえるリングを消費して振りなおしが出来ます。ただ、ここで商人の目を出してしまうと、そのサイコロは振りなおしが出来なくなります。その代わり戦闘の時にはスペシャルコンボがあり、これは最強の目です。
戦闘で負けたほうは、あえなく撃滅されます。街の守備隊が落とされた場合、得点が変動します。

最終的にすべての港の所有者が決定して、メトロポリスが2つ以上建設されたらゲームは終了します。得点が最も高いプレイヤーが勝ちです。

サイコロで行動権が決まり、一般的なコンフリクトなゲームにはないライトな感覚の戦闘が売りだと思います。もちろん道具仕立てはヨーロッパゲームのよさである、建造物や兵隊などの小道具が非常に映えたゲームです。