タイトル 知略・悪略
原題タイトル Mit list und tucke
会社・出版社 Berliner
デザイナー K.Palesch
プレイ人数 4-6人
対象年齢 8+
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 2
入手難、絶版
1999年5位

「知略・悪略」は、2色で多くの色のカードを集め、それ以外のカードを出来るだけ取らない、トリックテイキングゲームの亜種です。

各トリックとも、リードプレイヤーから順番にカードを1枚ずつ出していきますが、1回のトリックで3色までしか出すことが出来ません。

リードされた色でもっとも大きな数字のカードをプレイしたプレイヤーが、3枚(4人プレイなら2枚)のカードを引き取ります。そしてその他の色で最も小さい数字を出したプレイヤーが残りのカードを引き取ります。
1人のプレイヤーが4色の色を集めたら、どれか2色を裏向きにしなくてはいけません。裏向きになった色は今後裏向きに集められます。

14トリックを終わるか、誰かが手札の度のカードもプレイできない場合にラウンド終了です。表向きになった色2つのカードのを掛け合わせ、それから他の2つのカードの枚数で割って得点を出します。
これを人数ラウンド行い、最も高得点のプレイヤーが勝ちます。

かなり癖のあるトリックテイキングゲームですが、構造的にはこのデザイナーの特徴をよく表したゲームになっているようです。ダビデ&ゴリアテやハットトリックの親戚ともいえるゲームでしょう。