タイトル マジックマスター2 紋章使い
原題タイトル Magic Master 2 -Emblem Master
会社・出版社 Shou Kikaku
デザイナー S.Nakamura
プレイ人数 2-6人
対象年齢 10+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 4
絶版

「マジックマスター2 紋章使い」は、紋章から魔力を引き出す魔導師同士の戦いを勝ちぬくゲームです。

プレイヤーには「忌まわしき物」のカードを配り、カードをよく切って手札を5枚配り、残りを山札にします。マーカーの類はあらかじめ準備します。
その後手札から3枚まで、自分の「忌まわしき物」に付与し、それらのカードを全員公開します。その後全員手札を5枚になるように補充します。

手番が来たら、最初に紋章使いのフェイズが、その後に魔物のフェイズがあります。

紋章使いのフェイズには以下のいずれかを行えます。
成長:最初に置かれている「忌まわしき物」に魔物のカードに置き換え、その能力地を変更させます。または「忌まわしき物」/魔物に紋章を2つの印(系統)まで付けられます。紋章は新たに付け始めるか、既についているものに付け加えるか、それまでのものを破棄して新たに付け始めるかです。
呪文:使い捨ての呪文カードを唱えることが出来ます。呪文は成功すれば強力ですが、不安定なため暴発の危険性もあります。
魔力転換:成長も呪文もしない場合は、2枚までのカードを捨てる事が出来ます。

魔物フェイズでは、相手に対して攻撃を与える事が出来ます。
紋章は基本的に2つの印(系統)が有ります。
印ごとに使用するしないの選択は自由ですが、使用する場合はその系統の紋章の効果をすべて適用させます。紋章は相手に対して攻撃を与えるもの、またある種の特殊効果に対して耐性を持つもの、また特殊能力を持つものとさまざまです。
攻撃的な紋章の大部分は、攻撃力と防御力を比べる判定を行い、成功すればダメージを与えるものです。
また特殊能力はサイコロを振ってそれ以下が出ればその効果が発揮されるというものです。

手番が終わったら、手札が5枚になるように補充します。山札が無くなったら捨て札をよく切りなおし、新たに山札を作ります。

「忌まわしき物」/魔物がダメージによって耐久力が0以下になったら、そのプレイヤーはゲームから脱落します。
「忌まわしき物」/魔物をしとめたプレイヤーは、相手の持つ紋章と自分の持つ紋章を交換するか、手札を任意の枚数交換できます。それ以外のカードは捨て札となります。
最終的に自分の操る「忌まわしき物」/魔物が生き残ったプレイヤーが勝利します。

非常に良く考えられたカードゲームで、紋章同士の相性と魔物同士の相性を考え、印の管理をうまくやらないといけません。
いまではマジック:ザ・ギャザリングの名士になった中村氏の、まったく時代遅れでないゲーム感覚を体験できます。