タイトル モブシティ
原題タイトル Mob City
会社・出版社 Van der Veer games
デザイナー J.Deul
プレイ人数 2-6人
対象年齢 --
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
「モブシティ」は、ギャングの幹部となり、ドンの遺言に従って目的を達成していくゲームです。

シティブロックを人数に従って準備します。
遺言状を裏向きをランダムで裏向きに準備します。
各プレイヤーは組長となり、組織ボードを受け取り、名声を記録します。
事件カード/構成員カード/ウイスキーカードを準備し、それぞれ別の山札としてよく切ります。事件の山札から、ドンの死をゲームの終盤になるように山札を構成します。また構成員から、各組長に1枚ずつ分配します。
各プレイヤーに6500ドルずつ配ります。
スタートプレイヤーを決めます。

以下の流れでゲームは進行します。
1、利権への入札
2、日常業務
3、区画ごとの解決

1、利権への入札:
重要度に応じたチップを、事件/構成員/警察癒着/ウイスキーの各利権に対して、各プレイヤーは優先度を決定していきます。優先度に応じて権利を獲得できます。
・事件への利権:1位のみ、費用を支払って事件カードをひそかに見て、事件を発生させます。
・構成員の利権:構成員の山札を人数に応じてめくり、1位のプレイヤーから順に2人まで抜いて加えることができます。構成員はキャラクターと武器に別かれ、キャラクターには日当が発生します。
・警察癒着の利権:1位のみ、費用を払って警察の権利を得て、もぐり酒場と警察関係の事件カードを無効化出来ます。
・ウイスキーの利権:1位のプレイヤーから順番に、ウイスキーカードから1枚ずつ引いて、コストを支払い自分の組織に組み込みます。

2、日常業務:
・日当の支払い:持っている構成員に従ってキャラクターに日当を支払います。
・店舗の購入:未使用の店舗トークンを、買いたい店舗に裏向きにして、購入コストを支払い、名声を獲得できます。
・もぐり酒場の営業:店舗マーカーを表替えして、もぐり酒場を営業させます。収入はウイスキーの等級によります。

3、区画の解決:
・事件の解決:事件の利権を得たプレイヤーが、その事件カードをどの区画にプレイするかを決めます。事件カードの指示に従います。
・銃撃戦:複数のプレイヤーのトークンが置かれている店舗では、銃撃戦が開始されます。反応の大きなキャラクターから順に行動を行います。
攻撃の場合は相手のキャラクターを指定し、1度だけ攻撃します。さいころを振って修正を加え、相手の耐久度を越えれば死亡ます。同じなら武器を落とさせます。
銃撃戦が起きた店舗で、どちらかのプレイヤーだけになれば銃撃戦は終了で、負けたほうは名声が下がり、勝ったほうは名声が上がります。
・収入:普通の店舗ならその収入、もぐり営業ならウイスキーの等級に応じたアガリを獲得できます。
・情婦:情婦がいれば収入が2倍になります。
・恐喝:自分所有以外の店舗で営業停止でなければ、その店を恐喝し、その店の収入x分の名声x10%を相手から奪います。
・営業トークンの回収:トークンを回収します。

ドンの死のイベントカードがめくられなければ、スタートプレイヤーカードを動かします。警察カードとウイスキーカードを、戻します。

ドンの死のイベントが発生すれば、1順手番を行い、各プレイヤーの金額を確定させ、遺言状をオープンします。
遺言状の内容で勝利条件を獲得したプレイヤーが勝ちます。

札束が敷き詰められているので雰囲気は万全です。
結構まっとうなビジネスゲームです。