タイトル モダン・アート
原題タイトル Modern Art
会社・出版社 Hans im Gluck, Mayfair
デザイナー Reiner Knizia
プレイ人数 3-5人
対象年齢 10+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 3
1993年ノミネート
1993年1位


「モダン・アート」は新鋭画家を世に出すために、絵画のディーラーとなるゲームです。

未来の有名ディーラーは最初に10万ドルを渡されますが、それをスクリーンに隠します。
ゲームは4ラウンドに分かれています。各ラウンドの始めにはディーラーが持つ絵画を配られます。
新鋭画家の絵画をより多く世に出して、彼らの絵画の売却益で儲けます。

プレイヤーは順番に1枚ずつ競りに掛けていきます。競りの方法は自由な競売、1順だけの競売、秘密入札、言い値売りなど多彩で、すべて絵画ごとに指示されています。また隠れた名品として、他の絵画と一緒に売りに出される絵もあり、そのあたりの相場観はゲームを左右します。

誰かの5枚目の絵画が出た瞬間に、そのラウンドは終了します。プレイヤーが買った絵画より、多く出された作者から順番にロイヤリティが絵画1枚1枚に支払われます。もし同じ枚数であればレアリティの高い画家の絵が珍重されます。
またこのラウンドに値がついた絵画は前のラウンドのロイヤリティも加算できますが、このラウンドにロイヤリティがつかない絵画には何も支払われません。
その後、このラウンドにプレイヤーが買った絵画をゲームから除いて、新たなラウンドが始まります。

4ラウンド終わった時点で終了です。手札にある売りに出されなかった絵画はお蔵入りとなり、これらは一切収益はありません。その時点で1番金額を持っていたプレイヤーが勝ちです。

ディーラー同士の利害関係の一致、また価格決定の勝負どころが面白いゲームで、名古屋EJFでも人気で、特に競りが好きのプレイヤーにはもってこいのゲームです。

ハンスイムグリュック版


メイフェア・新版