タイトル 熱気球ゲーム
原題タイトル Montgolfiere
会社・出版社 Euro
デザイナー Dominique Ehrhard
プレイ人数 2-6人
対象年齢 7+
プレイ時間 45分
難易度(5段階、易1<難5) 2

「熱気球ゲーム」は、月を目指して気球を高く飛ばすゲームです。バラストで調整しつつ、さまざまなアクションカードを用いて上を目指します。

プレイヤーは各色を担当します。気球を高度5において、カードをよく切ってその山から7枚を手札にします。

各プレイヤーは、手札から1枚カードを伏せて場に出します。全員が出したらいっせいに表にします。使ったカードは捨て札として、カードを7枚になるように補充していきます。

基本的に数字の書かれたバラストカードが一番高い数字(複数プレイヤーも可)が1段階上昇できます。ただしカードには、真下にいるプレイヤーの行動を無効化する催眠ガスカード、真上の気球に引っ張ってもらうフックカード、全体の高度を下げる嵐カード(嵐カードは偶数枚出されると打ち消される)、そして強力なスーパーモーターのカードもあります。
気球は同じ高度にいると、集団飛行として扱われ、同じ高度で同じ数字を出すと、それを出した気球の数だけバラストカードに追加できます。また集団飛行をしている気球同士、使うカードについて話し合いもできますが、この話し合いには強制力はまったくありません。

誰かが月に達するか、山札がなくなって手札もなくなったときに1ゲーム終了です。現在いる高度が点数になり、月にたどり着いたら5点のボーナスです。事前に決めた何点かに達するか、何ゲームやって一番点数を取ったプレイヤーが勝ちます。

このゲームは見た目は軽いものの、交渉における重さもややあるかもしれません。ただしそのあたりがこのゲームのツボで、またフックやモーターを効果的に使い、うまく嵐などのタイミングを読むゲームです。ボード上にかかれたイラストものどかで、高度14に書かれたグライダーを目指したくなります。