2000年ゲーム・オブ・ザ・イヤー 「モルゲンランド」は、ドラゴンの守る財宝を獲りに行き、その財宝を使ってアーティファクトを買って行くゲームです。 まず始めに各プレイヤーはコマそれについたてを持ちます。次に財宝を各プレイヤーは5種類あるストックから1単位を3つ任意に取ります。財宝カードをプレイヤーの人数に対応するだけよく混ぜます。スタートプレイヤーはラクダコマを持ちます。 各ラウンドの前には財宝カードをめくり、その指示に従います。また宮殿の番人をよく混ぜて、無作為に1つ選び番人のマスに置きます。 スタートプレイヤーから順番に手元にあるコマから1つを選び、裏向けで任意の場所に、各プレイヤーすべて置ききるまで置いていきます。 その後、結果を順路に沿って順番に判定して行きます。各場所は順番に応じてそこに書かれた財宝や特殊な効果が与えられます。おおむねトップでないと効果を獲得することは出来ません。 それぞれのドラゴンでは財宝を獲得できます。 市場でのトップは、なにかの財宝1個をなにかの財宝3個に交換できます。 隊商宿でのトップは、スタートプレイヤーを獲得します。 宮殿のトップはアーティファクトを買うことが出来ますが、その前に番人の強さと同じだけの財宝を、そのプレイヤーが置いたコマの種類と同じ数だけで払わなくてはいけません。それが出来なければ2着にチャンスが巡ってきます。 最後の宮殿まで処理が終われば1ラウンド終了し、各プレイヤーのコマを手元に戻し、財宝カードと番人を準備します。 次のスタートプレイヤーは前のラウンドで隊商宿を獲得したプレイヤーです。 誰かが3つのアーティファクトを獲得するまでこれを繰り返し、3つ獲得したプレイヤーが勝ちます。 なお上級ルールでは魔法のアクションがあります。魔法カードはアラジンのテントで獲得でき、またこれらはアーティファクトの魔法のランプを使ったときに魔法を使うことが出来ます。 それ以外にも獲得したアーティファクトによって様々な効果を発揮できます。 これにより上級ルールにしかない駆け引きがあり、魔法やアーティファクト能力は標準ルールとは違った、ゲームでの様々な鍵を握ることが往々にしてあります。 また上級ルールでは、すべてのアーティファクトが買われるまでゲームは続きます。 標準ルールは手軽に遊べ、上級ルールはこのゲームに幅を持たせた感じということになります。 コマを置いて行くゲームなので、このラウンドの計画をある程度見越して行かないといけません。 |