タイトル モトリー・フールの安く買って高く売れ
原題タイトル Motley Fool's Buy low, Sell high
会社・出版社 Uberplay
デザイナー R.Knizia
プレイ人数 3-4人
対象年齢 12+
プレイ時間 60分
難易度(5段階、易1<難5) 3
「モトリーフールの安く買って高く売れ」は、投資家となって売買の判断や戦略で差をつける経済ゲームです。

ボードを広げ、各プレイヤーは50のマスにコマを置きます。
各プレイヤーに株のコマを各種類3つずつ受け取り、手前に置きます。
残った株のコマ、それぞれの株式チャートの対応するマスの24から順番に置いていきます。
カードをよく切り、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。

手番になったら、各プレイヤーは以下の流れで行います。

1、プレイヤーのアクション:
プレイヤーは以下のいずれかを行います。
・各産業ごと株を1つ購入するか売却する
・同じ産業の株を2つだけ購入するか売却する
・なにもしない

株を買う場合、対応する産業の株式チャートで、一番数字の低い株コマを取り、その場所のマスに書かれた数字の現金を支払います。
株を売る場合、対応する産業の株式チャートで、空いている一番数字の高いマスに株コマ置き、その場所に書かれた数字の現金を受け取ります。
ただし株式チャートにある株コマが最後の1つの時、その株を買うことはできません。

2、カードのプレイ
手札から1枚のカードをプレイして、各産業の相場を上下させたり、ラウンドの最後に臨時の配当や、出費を強要させるカード、何かのカードをキャンセルするカードなどがあります。なお出費を強要するカードは即使用なので、追加のカードをプレイします。
カードをプレイしたら、カードを山札から補充し、手番を終了します。

ボード上のカード置き場が、人数に応じた数だけ埋まったら、そのラウンドは終了します。
ラウンド終了時に、相場変動のカードの状況によって、チャート上の株コマを移動させます。その後、配当のカードに従って、所有する株に応じて配当を受け取ります。
ラウンドが終了したら、プレイヤーは手札を好きな枚数捨てて補充し、プレイされたカードや捨て札を集めてよく切り、山札を形成します。

これを3ラウンド行ったらゲーム終了です。
手番順に株を1つずつ売却していき、それを現金化します。
その結果、もっともお金持ちのプレイヤーが勝ちます。

モトリー・フールの投資術をバックグラウンドに、ちょっと前のゲームであるパルミラを、現代的な投資ゲームに仕立てたゲームです。
相場の動きをにらみながら、株を売買する経済ゲームとして、手軽に分りやすくなっています。