ボードを広げ、各プレイヤーは50のマスにコマを置きます。 各プレイヤーに株のコマを各種類3つずつ受け取り、手前に置きます。 残った株のコマ、それぞれの株式チャートの対応するマスの24から順番に置いていきます。 カードをよく切り、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。 手番になったら、各プレイヤーは以下の流れで行います。 1、プレイヤーのアクション: プレイヤーは以下のいずれかを行います。 ・各産業ごと株を1つ購入するか売却する ・同じ産業の株を2つだけ購入するか売却する ・なにもしない 株を買う場合、対応する産業の株式チャートで、一番数字の低い株コマを取り、その場所のマスに書かれた数字の現金を支払います。 株を売る場合、対応する産業の株式チャートで、空いている一番数字の高いマスに株コマ置き、その場所に書かれた数字の現金を受け取ります。 ただし株式チャートにある株コマが最後の1つの時、その株を買うことはできません。 2、カードのプレイ 手札から1枚のカードをプレイして、各産業の相場を上下させたり、ラウンドの最後に臨時の配当や、出費を強要させるカード、何かのカードをキャンセルするカードなどがあります。なお出費を強要するカードは即使用なので、追加のカードをプレイします。 カードをプレイしたら、カードを山札から補充し、手番を終了します。 ボード上のカード置き場が、人数に応じた数だけ埋まったら、そのラウンドは終了します。 ラウンド終了時に、相場変動のカードの状況によって、チャート上の株コマを移動させます。その後、配当のカードに従って、所有する株に応じて配当を受け取ります。 ラウンドが終了したら、プレイヤーは手札を好きな枚数捨てて補充し、プレイされたカードや捨て札を集めてよく切り、山札を形成します。 これを3ラウンド行ったらゲーム終了です。 手番順に株を1つずつ売却していき、それを現金化します。 その結果、もっともお金持ちのプレイヤーが勝ちます。 モトリー・フールの投資術をバックグラウンドに、ちょっと前のゲームであるパルミラを、現代的な投資ゲームに仕立てたゲームです。 相場の動きをにらみながら、株を売買する経済ゲームとして、手軽に分りやすくなっています。 |