タイトル マジック:ザ・ギャザリング
原題タイトル Magic:the Gathering
会社・出版社 Wizards of the coast
デザイナー Richard Garfield
プレイ人数 2人+
対象年齢 10+
プレイ時間 30分
難易度(5段階、易1<難5) 3
1995年1位
1994-1999年コレクタブルカードゲーム部門ベストゲーム

1993年SF部門、SFグラフィック部門

「マジック:ザ・ギャザリング」はトレーディングカードゲーム(TCG)界の盟主で、ひいては日本にトレーディングカードの文化を運んだと目されています。

このゲームは基本地形5種類を元に、マナと呼ばれる力場から様々な魔法やクリーチャーを生み出し、相手に対して攻撃していき、最終的には相手のライフを0にするゲームです。

自分の手番が来たら、場にあるこれまでに使用したカードを準備状態にして、そのために必要なマナを必要分払います。その次にカードを1枚引き、土地を1枚出したり、マナを発生させられるだけの魔法を掛けたりクリーチャーを召還すること、マナを使ったりして特殊能力を行う出来ます。なお、魔法で使ったカードは場に残るカードなら場に残り、捨て札になるカードなら捨て札になります。
ただしそれらの呪文に対して、対戦相手は同じくマナを払って効果を打ち消したり、軽減したり、マナをより多く使わせたり、思った効果とは違うことを起こすことも出来ます。

自分の手番に1度だけ戦闘を仕掛けることが出来ます。戦闘は手番プレイヤーが攻撃に参加させるクリーチャーを選び、相手はこれに対抗するといった感じです。クリーチャーがいればそれらで迎撃するもよし、これまたマナを払って魔法か特殊能力で攻撃の手を軽減させたりします。これによりクリーチャーが耐えられるダメージ以上を与えられたら、捨て札となります。

これらを繰り返し様々なカードとそれに見合う戦い方で先に20渡されるプレイヤーのポイントが無くなったほうが負けます。

おそらく独立したカードゲームでのプレイヤー人口は、コントラクトブリッジに続き2位だと思います。それだけこのゲームは短期間かつ熱狂的に、ゲームプレイヤーに受け入れられたのだろうと思います。トレーディングカードゲームになって、今まで不可能であったカードカスタマイズや、カード同士のコンビネーションを検討するきっかけを作ったということで評価に値します。
日本ご多分に漏れず熱狂的なプレイヤー層を誇っており、全国各地にマジックを扱うサークルならびにゲームショップがあります。

現在では第5版まで刷新が行われていて、カードやルールの見直しが刷新のたびに行われています。
現在までエクスパンションセットは数多く出版されています。現行のタイプ2というトーナメントルールでは「
テンペスト Tempest」,「ストロングホール Stronghold」, 「エクゾダス Exodus」, 「ウルザス・サーガ Urza's saga」, 、そして「ウルザス・レガシー Urza's Legacy」の5種類のエクスパンションセットか使用可能です。
また入門かつ導入用に作られた、ルールティーチングを目的に40枚で構成されたポータル Portalというセットまでもあります。


プレイ風景

プレコンストラクション・セット